ドライアイによる眼精疲労(疲れ目)が偏頭痛の原因の最後に書きましたように、ドライアイや眼精疲労の原因として老眼の進行が関与している可能性が明らかとなったため、目の角膜の損傷の治癒を待ってからメガネの度数を左右の目とも2度(値にして0.5)弱くしました。
*角膜が損傷した状態では視力が安定しないためです。
これでドライアイや眼精疲労からくる偏頭痛から解放されると思われたのですが…予想に反し、依然としてドライアイ・眼精疲労・偏頭痛・吐き気などの症状が続いています(T_T)
眼科でこれらの症状が一向に治まらないことを再三訴えたのですが、返ってきた答えは「これ以上はどうにもならない」…治療不可能と宣告されてしまったのです(@_@;)
治療不可能と言われましても、このままではドライアイ・眼精疲労による目の症状だけでなく偏頭痛や吐き気による食欲不振もありますし、また偏頭痛・吐き気・耳鳴りが原因でパニック発作にで書きましたパニック発作への予期不安に怯える日々も続いていました(T_T)
そのため悩んだ挙句セカンドオピニオンではないですが一度別の眼科の診察を受けてみようと思い立ちました。
もっとも正式なセカンドオピニオンでは診療情報提供書を作成してもらう必要がありますが、そのようなお願いをすることは何かその眼科医の治療に対して不信感を抱いていると思われる気がして(実際そうなのですが^^;)気が引けたのです。
ですからそれまで治療を受けていた眼科には黙って別の眼科を受診しました。
なお私のように眼科医に対して気兼ねする方は決して少なくないと思われますが、このような態度には多分に私自身の回避性人格(抑うつ型自己愛性人格)的な性格が影響しているような気がします。
関連ブログ:抑うつ型自己愛性人格の心理カウンセラーの自己分析・自己治療の記録
同じくネットで今度は治療技術の高そうな眼科を探し(正式なものではありませんが)セカンドオピニオンを受けに先の眼科(以下A眼科と明記)の近くにある別の眼科(以下B眼科と明記)の診察を受けました。
こういうケースは診察や治療がしづらいだろうと思いつつも、ドライアイ・眼精疲労・偏頭痛・吐き気などの症状やA眼科での治療経過、およびこれ以上は治療不可能といわれたことなどを伝えました。
裸眼およびメガネをかけた状態での視力検査や目の検査を行った後の診断は次のようなものでした。
・眼精疲労の原因の85%は老眼の進行によるもので、ドライアイは原因の15%程度に過ぎない。
・外斜視があるため近くを見るときに余計に目に負担がかかり、これがドライアイや眼精疲労の症状をさらに悪化させる原因となっている。
・老眼のためパソコンや読書などのときは近距離用に老眼鏡(OA用メガネ)を作る必要がある。
・A眼科でも言われた1時間ごとの休憩・目を温めるなどの対処方法の徹底。
・これらのことを行っても目の症状(疲れ目・目の痛み・乾きなど)は半減はしても消えることはない。
・したがって以前のように長時間パソコンや読書をすることはもうできないと考えた方が良い。
以上のように恐らく私がセカンドオピニオン的な意見を期待したためでしょうか、毒舌というほどではありませんが私としてはかなりショックなことをハッキリと言われました(@_@;)
またA眼科の眼科医が眼精疲労の原因としてドライアイを重要視し老眼の影響を軽視していたこと、および外斜視を見逃していたことが「これ以上の治療は不可能」との診断につながっていたことも理解できました。
40過ぎで老眼鏡を作るとは何か老人だと宣告されたようで抵抗を感じましたが、それで症状が治るとまでは行かないまでも改善されるのであればと老眼鏡を作ることに同意しました。
また少なくてもA眼科よりは診断も含めて治療技術が高そうに思えたので、今後はB眼科で治療を続けていくことにしました。
総じてセカンドオピニオン的な別の眼科の受診は功を奏したと言えると思われます。
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P.S. その後数ヶ月経ち季節が冬を迎えるにつれ、再び目の痛み・疲れ目などのドライアイ・眼精疲労の症状が悪化してきたため再度眼科の診察を受る羽目になりました(T_T)
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