2018年5月5日
今日、体の痒みが酷いので皮膚科・アレルギー科のかかりつけ医を受診した際に、気になる情報を教えていただきました。
抗ヒスタミン薬などの花粉症治療薬は飲み始めてから効果が実感できるまで少し時間がかかるそうです。
調べてみますと今回私が処方されたザイザルなどの第二世代抗ヒスタミン薬の中でも速効型に分類される花粉症治療薬でも「定常状態*」と言われる、定期的な服用により薬の血中濃度がある一定水準以上に保たれ効果が持続するようになるまでに2日間を要するとのことですので、もっと穏やかに作用するタイプの治療薬ではこの日数がもっと長くなることが予想されます。
*正確な定義は体内の薬の有効成分の出入りする量が等しくなる状態です。
そのためでしょうか、症状が酷い患者さんは毎年花粉が飛び始める1,2週間前から病院を受診して薬を飲み始めるそうです。
追伸)今回は特に調べませんでしたが、花粉症以外の病気のほとんどの治療薬にも、基本的に同じことが言えると思います。
参考ページ:
医療用医薬品 : ザイザル