ピッチーファーでチキンバジル定食を食べたときのことです。辛い…めちゃめちゃ辛い…
我慢して食べ続けると今度は半分も食べないうちに腹部に膨満感が…おかしい、食べる前はお腹がかなり空いていたはずなのですが…
3/4ほど食べたところでいよいよお腹が苦しくなってきました…しかしあと少しですし残すのも「もったいない」と思い何とか完食!
ところが食後まもなく腹痛や吐き気が…下腹部の痛みというよりも胃痛に近い感じです…どうやら食べすぎで消化不良を起こしてしまったようです…
あまりの激しい腹痛にもう一口も食べ物や飲み物を受けつけない状態で、食後のコーヒーとデザートには口を付けられず残してしまいました(T_T)
別に大盛にしたわけではないので、食べすぎ というほどの食事の量ではありませんが、この日の私はかなり体調不良の状態にありました。ストレスによる連日の睡眠障害(主に中途覚醒)で筋肉が緊張し、首が動かせないほどの痛みが生じていたのです。
このような極度の緊張状態が腹痛・吐き気の原因となったと思われます。
緊張している状態では交感神経優位になりますが、消化管が正常に働くためには副交感神経優位である必要があります。これでは食べ物を上手く消化できず消化不良で腹痛や吐き気を起こしても不思議はないでしょう。
もっと自分の体調に気を配るべきでした(T_T)
調べてみますとこのような症状は最近では機能性胃腸症と呼ばれるそうです。
機能性胃腸症とは私の症状(膨満感・腹痛・吐き気・胃痛)の他に、胃のもたれ感、食欲不振、むかつき、むねやけなどの症状が長期間持続するにもかかわらず、胃潰瘍・胃がんなどの器質的異常がみられない病気の総称です。
先日放送されていたNHK教育『日曜フォーラム』「漢方と西洋医学の新たな融合~食欲不振」によれば、機能性胃腸症の治療には西洋薬よりも六君子湯などの漢方薬の方が治療効果(特に食欲不振への治療効果)が期待できるようです。
腹痛に懲りて夕食は食べすぎを防ぐべく、サイゼリアで田舎風ミネストローネとフォカッチャのみの質素な食事にしました。
帰ってからカネボウ(クラシエ)の安中散を飲みました。安中散は腹痛などの胃腸・消化管障害に用いられる漢方薬で、一部の胃腸薬にも配合されている漢方薬です。六君子湯でも効果があったのかもしれません。
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