脂肪吸引で減らせるのは皮下脂肪だけで内臓脂肪を減らすことは出来ない
メタボリックシンドロームの人の傾向
メタボリックシンドロームの予防・治療・対策は食事療法・運動療法
メタボリックシンドロームの予防・治療・対策の食事例
・摂取カロリー
・食事バランス
先日NHKのメタボリックシンドロームの番組で脂肪吸引について触れられていました。
その番組によると脂肪吸引で減らせるのは皮下脂肪だけで内臓脂肪を減らすことは出来ないそうです。
メタボリックシンドロームで問題となるのは内臓脂肪ですので、皮下脂肪を吸引する脂肪吸引治療を受けてもメタボリックシンドロームの予防・対策にはならないことになります…
脂肪吸引と聞きますとダイエットの切り札ようなイメージがありますが…実際脂肪吸引でダイエットできるのは皮下脂肪のみで内臓脂肪ダイエットには効果なしで、メタボリックシンドロームの予防・対策にもならないのですね…
したがってメタボリックシンドロームの効果的な予防・治療・対策は食事療法(脂肪の取りすぎを控えた適切なカロリーと栄養バランスの良い食事の摂取)と運動療法(適度な運動と日常生活で出来るだけ体を動かす工夫)ということになります。
また番組ではメタボリックシンドロームの人には次のような傾向があることが指摘されていました。
1.一回の食事の時間が30分以上
2.満腹感を得るまで食べる
3.緑黄色野菜が嫌い
4.間食が多い
5.アイスクリームが好き
6.どこへ行くにも自動車を利用する
7.タバコを吸う
1の「食事の時間が30分以上」は一見するとよく噛んで食べているので健康に良いような気がしますが、番組の指摘ではメタボリックシンドロームの人はよく噛んで食べるのではなくながら食いをする傾向があるそうです。
5のアイスクリームは脂肪分が多く、標準的な大きさのアイスクリームで270キロカロリーのカロリーがあるそうです。
7のタバコも一見メタボリックシンドロームと関係がなさそうですが、統計を取ってみるとメタボリックシンドロームの人はそうでない人に比べて喫煙率が高かったそうです。
また番組ではメタボリックシンドロームの予防・治療・対策のための適切な食事の例として次のようなことが挙げられていました。
男性:2100~2400キロカロリー
女性:1700~1950キロカロリー
(数値に幅があるのは身長差によるものと思われます)
意外と摂取カロリーが多いと思われるかもしれませんが、これは食事だけでなく間食や飲み物を含むすべての摂取カロリーです。
例えば私はよくスターバックスでお茶しますが、その際によくスイーツを食べます。これだけで500キロカロリー以上のカロリー摂取になります。
番組によれば上述のようにメタボリックシンドロームの人は間食をする傾向が高いそうですので、間食・飲み物も含めた総摂取カロリーが基準値を超えている人も多いのではないでしょうか?
主食3:主菜1:副菜2
こちらも番組によれば上述のようにメタボリックシンドロームの人には緑黄色野菜の嫌いな人が多いそうです。
メタボリックシンドロームの人は副菜の割合が限りなくゼロに近かったり、主菜の割合が3だったりしていないでしょうか?
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