貧困レベルとは生活保護給付より遥かに低い所得水準

ある方のTumblrに次のような投稿が掲載されていました。

日本の可処分所得の中央値は約244万円となっており、貧困レベルはこの半分の122万円以下ということになる。
生活保護の給付総額を給付者数で割った単純平均 は175万円なので、122万円は日本においてはかなりの貧困レベルだということが分かる。
この水準の生活を強いられる世帯が全体の16%、数にすると 900万に達する状況なのである。
引用元URL:http://ogasawara.tumblr.com/post/116370087763/244-122

貧困レベルの説明として、よく平均所得の半分の水準という説明がなされますが、これを聞いただけでは実際どの程度の生活水準なのかは分かりづらいものです。

ですがこうして可処分所得(総収入から税金や年金・保険料などを差し引いた、実際に使えるお金)に置き換え、なおかつ生活保護給付と比較すると、それがどれほど低い水準であるのかが分かります。
月額ベースで44,000円も少なく、パーセンテージでは30%も少なくなります。

また世帯数全体の16%という数字も母子家庭に限れば50%以上に達します。
参考ページ:第5章 生活困難な状況に置かれた男女の状況 | 内閣府男女共同参画局

これが日本の貧困の実情です。

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