野次を飛ばした議員の議決権を剥奪・退場させては如何でしょうか?

今、都議会のセクハラ的な野次が問題視されていますが、個人的には内容に関わらず野次を飛ばすこと自体が問題だと思います。
なぜなら議会とは基本的に政策などを協議する場であり、野次とはその協議を「妨害」する行為に他ならないと考えられるためです。

そこで提案ですが、内容に関わらず野次を飛ばした議員のその議案に関する議決権を剥奪し、速やかに退場させては如何でしょうか?

議案に賛成するか否かは本来はそれぞれの議員の意思に委ねられているものですが、実情は各政党内で「右に倣え」とばかりに党員が結束して同じ票を投じることがほとんどです。
ですから野次を飛ばした議員の議決権を剥奪されては、党にとって大変な打撃となるはずで、そのため党の利益の為にも、党員が野次を飛ばさないように対策を取らざるを得なくなるはずです。

もっともこの手段をとるためには全席をカバーできるような監視カメラの設置などの費用がかさみますので、その点がネックとなりますが、多少の費用をかけても妨害行為が減って各議員が議論に集中できる環境が整えられるメリットも大きいと思います。
例えば野次も含めた妨害行為によって会期が延長されれば、それによって生じる費用は少なくないはずです。

他にもいろいろと方法はあるはずですので、議会の対策だけに任せるのではなく、多くの人が知恵を出し合って解決して行けば良いと思います。
健全な議会政治のために。

議員の方には妨害ではなく議論への参加、つまり本来求められている仕事に尽力していただきたいと思います。

※このアイディアは「誰に働きかければ一番効率的に変化を促せるか」という動機付けの観点から考えてみました。

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