数日前にニュースで、後藤健二さんの殺害映像が公開されたことに対して、ヨルダンの市民の方々が日本大使館の前に100人以上集まり、追悼の意を表している映像を見ました。
【後藤さん殺害映像】「心は日本とともに」ヨルダン市民100人が日本大使館前で集会 – 産経ニュース
この映像を見た瞬間、後藤さんの死に対する無念の思いが救われたような気がしました。
私見ですが、目頭を熱くしていた中山泰秀外務副大臣も恐らく同じ思いだったのではないかと思います。
当事者の方々の深い悲しみを思いますと大変不謹慎な考え方かもしれませんが、悲惨な出来事の中にも、そのことをきかっけとして肯定的な出来事が生じることが良くあります。
ですから私はそうした一面にも焦点を向けていきたいと思います。
なぜなら、これまた私見ですが、こうした出来事から生じる「悪いことばかりでもなかった」という思いには、憎しみの連鎖を断ち切る大きな力が秘められているように思えるためです。