普段は苦手意識や嫌悪感などから避け続けてきたことを試しに行なってみることで、実はそれほどでもなかった、むしろ楽しめた、というような自分の意外な変化に気づくことがあります。
苦手なはずの飲み会を楽しめた体験♪
少し前の話になりますが、あるセミナーが終わった後に打ち上げに誘われたことがありました。これまでの私でしたら、お酒が飲めず世間話も苦手な自分が飲み会に参加しても楽しめるはずがないとの考えから、誘われても極力断っていました。
しかしこの時の私は今でも不思議なのですが、何となく「ちょっと参加してみようかな」という気になりまして、思いがけず数年ぶりに飲み会に参加することになりました。
最初は慣れないこともあってか周りの人の話を聞くことに精一杯という状態でしたが、皆さん優しい方で度々私の興味のありそうな話を振ってくださるので、緊張しつつも段々と楽しく会話ができるようになっていきました♪
この体験が功を奏したのか、その後は用事がある時や気が進まない時以外は、誘われれば飲み会やお茶会に、割と気軽に参加できるようになりました☆
行動を変えることで初めて、自分の変化に気づくことができることもある:
この体験から私が学んだことは「行動を変えることで初めて、自分の変化に気づくことができることもある」ということです。
なぜなら、これまでの考えに囚われて頑なに飲み会の誘いを断り続けていれば、実は自分が飲み会のような席を楽しむことができる時もあるということに気づける確率は非常に低いと考えられるためです。
外圧を変化の機会として利用する:
時々「日本は外国からの圧力(外圧)がなければ変わらない(あるいは変われない)国」というようなことが言わますが、冒頭の出来事は私にとって不快な場への参加の誘いであり、それは謂わば外圧のようなものでした。
しかし結果的に、その外圧が自分の変化に気づかせてくれることになりました。
このことから外圧を変化の機会として上手に利用することができれば、私の例のように例えば苦手意識からそれまで避け続けてきたことを楽しめるようになれる可能性が出てきたりします。
変化を促す試みは時々でいい:
ここで注意が必要なことは、他人からの誘いや状況の変化を「常に」受け入れる必要はない、ということです。
なぜなら、もし何でも受け入れなければならないとしたら、今度は「他人や状況に振り回され続ける」という主体性の欠如の問題が生じてしまうためです。
ですから「いつも程には抵抗を感じない」というような時にでもお試しいただくだけでも十分でしょうし、またそのような自分のかすかな気持ちの変化を逃さないことが大切だと思われます。
それだけでも、これまでの決して試そうとはしなかった時に比べれば明らかな変化なのですから☆
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