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食欲不振と空腹感@嘔吐恐怖症-認知行動療法

2006年12月7日の心の病気ブログ:
今日は最初、ベトナム料理ミュンの激安ランチにしようと思っていたのですが支度に手こずり間に合わず、よりによって昨日ストレス耐性の低さを思い知ったばかりのBERG(ベルク)へ…

食欲不振→嘔吐恐怖症への不安…

昨日うるさく感じられた「エアコンの音」は今日も豪快な音を立てています…しかしそれで不安になるようなことはありませんでした。
しかし何となく食欲不振のため、昨日のエッセンベルクよりも量の少ないジャーマンブランチに…いつもならこれに牛肉と大麦のスープを付けるのですが今日はその食欲もありません…
食べ始めてからもまったく食欲が湧かず、そのうちまた嘔吐恐怖症のことが脳裏をよぎります…やはり昨日ストレスを感じたばかりの店にまた来るべきではなかったのか…

空腹感を感じていなかった!

ここである重大なことに気づきました…食欲不振のそもそもの原因は空腹感を感じていないことにあったのです!
ふだんから私は起きて直ぐは食欲が湧かないため、少し仕事やブログの更新をし、さらに日課のダイエット運動をして3~4時間たってから食事を取ります。その頃にはもうお腹がグーグーなるほどの空腹状態になっています。
ところが今日に限っては事情が違いました。ダイエット運動を終えた後も、さほど空腹を感じていなかったのです。しかしそのことを大して気にも留めずに食事を取ったため(当然の結果として)食欲不振に陥ったのでした…

認知の歪み

ここには二つの認知の歪みがあります。一つは「いつもどおり時間が経ったのだから空腹を感じているはずだ」という思い込み。もう一つは「食欲不振は、すべて嘔吐恐怖症への予期不安が原因に違いない」という思い込みです。
結果、お腹が空いていないのに無理に食事を取って食欲が湧かなかっただけなのに、それを「嘔吐恐怖症が悪化した」と勘違い*したのでした…
認知の歪みに気づいてからは気分も落ち着き食欲も出てきたので、大好物の「くるみ全粒紛スコーン」を食べました♪
*この認知の歪みの背後には、おそらく嘔吐恐怖症がその予期不安から食欲不振を誘発しやすいことから、症状として現れた食欲不振を通して「二つを同一視」する心理が働いているものと思われます。

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