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父の母へのDV:

父のDVによる健全な育児・母子関係の妨害@自己分析で触れた父の母へのDVはその後、「私が生まれる前から始まっており、さらにもっと酷かった」ことが判りました。特に母が一番恐怖を感じた出来事が妊娠中の出来事です。

DVから守られた命☆

ある日、母の口答えに腹を立てた父が、結婚祝いにいただいた金属製の大時計を母に向かって投げ付けました。幸い寸でのところで避けることができましたが、大時計の先は「柱に深く突き刺さって」いました…
「もしこれが頭に当たっていたら…」身の危険を感じた母は「このままでは(父のDVによって)せっかく授かった初めての子供を流産しかねない」と思い、私が無事生まれるまではどんなに腹が立っても二度と口答えしなかったそうです。
私はお腹の中でいつ死んでもおかしくなかったのです…
高校時代には「殺してやりたい」とまで恨んでいた母…その母に命がけで守られて生まれてきた私…なぜ母が(弟と比べて)特に私に対してうるさく干渉したのか何となく判ったような気がしました…

気質でなかった☆

また母の妊娠中からDVが始まっていたことは私にもう一つの洞察をもたらしました。
以前に気質の育児への影響@自己愛性人格障害で、「自分の生まれながらの人格傾向(自己愛性人格傾向)を恨みました」と書きました。しかしDVが母の妊娠中から起きていたということは、その段階からホルモンなどを通して母から大なり小なり影響を受けていたはずです。
おそらく私は胎児の頃から母を通じて外界に対して恐怖心を抱いており、そのため誕生の瞬間から用心深く辺りの様子を伺っていたのではないでしょうか。
自分の自己愛性人格傾向が生まれながらのもの(=宿命)ではなく外界からの影響の可能性もあると知ったことで、自らの人生を呪う気持ちがなくなっていき大変楽になりました☆
DV相談・DV防止 解説本

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