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嘔吐恐怖症の記憶が蘇る…

嘔吐恐怖症の記憶が蘇る 目次:

幼稚園のときの嘔吐恐怖症の記憶が蘇る…
漠然とした不安に襲われる…
今も続く学校・施設での完食の強制…

幼稚園のときの嘔吐恐怖症の記憶が蘇る…

成城石井で買った食品添加物無添加のお弁当を食べていたときのことです。
口から食べ物がこぼれ落ちたのを見ますとベチャベチャしています。咀嚼して唾液が混じった食べ物だったのです(@_@;)
(汚い話ですみません^^;)
突然、幼稚園のときの、それも非常に辛い出来事の記憶が蘇りました。それはお昼休みに独りピアノの鍵盤のカバー上でお弁当を食べている記憶です。
当時から既に嘔吐恐怖症を発症していた私は、いつもこうしてお昼休みもごはんを食べ続けていました。なぜなら先生の教育方針で、ご飯は残さず食べなければならなかったためです。
蘇った記憶は卵焼きを吐いてしまい、その吐いた卵焼きを体を震わせながら無理してまた食べた記憶です。なぜなら吐いた食べ物でも食べないと先生に叱られると思っていたためです。

漠然とした不安に襲われる…

幸い当時の恐怖心がリアルに蘇ることはなかったため、さほど食事に支障はありませんでした。
これはおそらく恐怖のあまり反射的に知性化の防衛機制が働いたためではないかと思われます。
関連ブログ:知性化の防衛機制による精神的苦痛を伴う出来事のエピソード記憶化-本による自己分析・治療
もっとも、それでも体の奥に情動が生じたため、その後しばらくは漠然とした不安に襲われることとなり、抑うつ気分睡眠障害を引き起こしましたが…

今も続く学校・施設での完食の強制…

ところで私が幼稚園で体験したような教育方針は昔だから許された、もはや過去の産物だろうと思っていましたが…つい最近NHKの番組で、完食を強制する指導教育が今でも学校や児童養護施設などで平然と行われていることを知りショックを受けました(@_@;)
嘔吐恐怖症ほか、恐怖症 克服・治療ガイド


なお今回の嘔吐恐怖症の辛い記憶の再燃から次のような自己洞察を得ました。
関連ブログ:生涯にわたって影響を与え続ける体験や記憶もある-嘔吐恐怖症のトラウマ治療

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