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抗うつ薬のカウンセリングへの悪影響@うつ病治療

うつ病治療の病院探し@自己愛性人格障害の完璧主義」からの続き

抗うつ薬使用に「待った」

途中自己愛性人格障害の完璧主義の弊害があったにせよ、「いのちの電話」の相談員の方の勧めで翌日、精神科・心療内科のある病院に行くことに決めたのですが、その直後に心理カウンセリングをお願いしていた先生から電話がありました。
うつ病の詳しい症状と発症までの経緯、それと翌日病院で抗うつ薬を処方してもらおうと思っていることを伝えたところ、使用に「待った」がかかりました!
先生いわく「抗うつ薬の使用はカウンセリングに悪影響を与えることがある」とのこと。具体的には、抗うつ薬を飲むと心の内面(深層心理)に注意を向けることが難しくなるそうです。確かに、それではカウンセリングが上手くいくはずがありせん。
数日後にカウンセリングを控えていたので、ひとまず抗うつ薬の使用は控えて様子を見ることにしました。

「抗うつ薬のカウンセリングへの悪影響」の真相:

後日、抗うつ薬に本当にそのような悪影響があるのか調べてみましたが、有力な情報は得られませんでした。
おそらくこれは統計的なデータからというよりも、この先生の長年の治療経験から得られた知見なのでしょう。
ただ私自身も、抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬などの影響で(思考を巡らすことが苦痛になり)カウンセリングを続けることが困難になってしまった方を少なからず知っていますので、あながち的外れとも思えません。
したがって現実的には、うつ病症状が辛くて仕方がない時には薬物療法と(場合によっては)カウンセリング・心理療法を併用し、考える作業があまりにも困難になって来たら、お医者さんと相談の上、薬の量を減らしてみることも一つの方法かと思います。
「抗うつ薬の効果」正しい理解のための本
カウンセリングで明らかにされた自己愛性人格障害の恥@うつ病治療」に続く >>

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