嘔吐恐怖症の自己分析:
挫折するよりもマシ…
先日の「嘔吐恐怖症を耐え忍び無理に完食したことで神経性胃炎にまでなってしまった体験(関連ブログ:嘔吐恐怖症によるストレスで急性神経性胃炎に…)」について一つ気づいたことがあります。それは挫折への恐れです。
嘔吐恐怖症を発症した時、私は最初「これは残しても大丈夫な体験をする良い機会」だと思いました。しかしすぐに「いや待てよ、ここで残したら挫折感を感じて落ち込むのではないか? それはマズイ…」そう考え直して無理矢理自分を奮い立たせて食べ物を流し込んだのです…その結果は…急性神経性胃炎(@_@;)
私は急性神経性胃炎になるほどのストレスを感じていたにもかかわらず、それは挫折するよりもマシだと考えた…それほどまでに挫折することに恐れを抱いていたのです…
挫折→空虚感→穴埋め→挫折の人生…
私の人生はこれまで挫折の繰り返しでした…度重なる転職…長続きしない趣味の数々…「職業へのステータス意識@自己愛性人格障害」にも書いた公認会計士受験の失敗も挫折の一例です…
なぜそこまで挫折を繰り返し、また今その挫折することに過剰なまでの恐れを抱いているのか? その後の自己分析の結果、挫折および挫折への恐れには空虚感が関係していることが判りました。
自己愛性人格障害の問題を抱える私にとって空虚感はとても恐ろしいことです。空虚感を感じた途端、自分が壊れていく恐怖に襲われます。
そのため何かのきっかけで空虚感を感じると、それを穴埋めするための行動に自動的に駆り立てられます。それが新たな職業や趣味への関心を引き起こします。そして、空虚感を感じる「きっかけ」の一つが挫折です。
挫折は私が最も恐れる空虚感による自己崩壊の恐怖に結びつきかねないため、それはどんな犠牲を払ってでも避けねばならなかったのです(T_T)
挫折をテーマとした心理学の本
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