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幼児的万能感による価値下げ@防衛機制

要求にあっさりと引き下がる…

ジョナサンでお茶していた時のことです。お店の方に「混んできましたの席をお譲りいただけませんか?」と言われ二つ返事で承諾…ところが直後に猛烈に腹が立ってきました。
「もっと長居している客がいくらでもいるのに、なぜ席についてから1時間足らずの私が追い出されなければいけないのか?」
「週に何度も利用し、しかも毎回必ず食事も注文しているのに、何でこんな扱いを受けねばならないのか?」
次々と怒りが込み上げてきます…
怒りを感じると同時に「あの時なぜ、あんなに簡単に承諾してしまったのだろう?」と自分の反応が不思議でなりません…

幼児的万能感による価値下げ:

ジョナサンを出て仕方なく隣のサイゼリアへ移りました。しかし依然として怒りは修まりません…
そのうち、お決まりの空想が始まりました…相手を空想の中で徹底的に痛めつけるのです(@_@;)
相手を見下し蔑み(価値下げ)、血だらけになるまで殴り続けたり関節技を極めたりと、何でも自分の思いどおりにできます。
このように「何でも自分の思いどおりになる」かのような錯覚は、防衛機制の一種で万能感と呼ばれます。また特に赤ちゃんが好んで用いることから幼児的万能感とも言われます。

幼児的万能感のお楽しみ:

その時、ジョナサンでの自分の反応の理由らしきものが閃きました☆
簡単に引き下がったのは、その後に空想上で幼児的万能感を使って相手を思う存分痛めつけるためではないでしょうか? すなわち、後で幼児的万能感を使えるという「お楽しみ」が待っている、だから簡単に要求に応じたような気がします。
幼児的万能感 解説本リスト

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