「10年振りに失禁恐怖症の症状に襲われる…」以来1ヶ月ぶりのメンタルヘルス日記です。
疲労に精神的ストレスが加わり、久しぶりに抑うつ状態を経験
昨年の12月より副業でメール便の配達業務を始めたため、体力的にしんどく、たびたび過労で体調を崩していましたが、今回はその肉体的疲労に加えて、アーティスト活動におけるキュレーション(企画のような仕事)の精神的なストレスが加わりました。
もっともキュレーションの仕事は毎回心配事が絶えませんが、今回は特に深刻なトラブルが相次ぎ、先週あたりから急速に心身ともに悪化していきました。
そして薄々このままでは危ないとは感じていましたが、昨日遂に抑うつが疑われるような症状が出現しました。具体的には不眠、思考能力の低下、喜びの消失、胃痛などです。
(胃痛には様々な原因が考えられますが、精神的ストレスも大きな要因と考えられています)
こうなってしまったのも、常に5月の展示のことが頭から離れず、さらにそこで展開される思考内容が悲観的な予測ばかりになってしまったからではないかと考えられます。
補足)今思えばの話ですが、トラブルの1番の原因は展示のスタイルにあると思われます。
通常のグループ展は、会期中参加者全員の作品を展示しますが、今回はフェスティバル方式(略称フェス)と呼ばれる、参加者が順々に展示を行う方式を採用しました。
このため会期中に何度も搬入・搬出作業と呼ばれる展示の設営と撤収の作業が行われることとなり、これが思いの外参加者の方に負担を強いるものとなってしまったようです。
もっとも私自身は、このイレギュラーなスタイルを参加者・来場者双方にとって普段とは異なる新しい経験の創出になるものと想定していましたが、実際はそれほど単純な話ではなかったと言うことです。
この将来への悲観的な予測は予期不安と呼ばれますが、良くない事ばかりを想像していると当然気分は落ち込みますし、不安に苛まれていてはリラックスできないため、睡眠も妨げられることになります。
急ぎではない予定をすべてキャンセルして休養に徹する
このまま無理をし続け、心身の状態が悪化していけば、これらの症状が固定化して、そこから抜け出せなくなり、うつ病なってしまいかねません。
そこで急を要する訳ではない、歯科や美容室などの予定をすべて先延ばしにし、また副業もしばらく休ませていただくことにしました。
(こうした自由が利くのも、自営業のメリットではあります)
また日中少しだけ作業をしましたが、夕方以降は展示に関する作業も一切しませんでした。
それがストレス源であることが明らかであり、今の状態では耐性を欠いているため、容易に体調が悪化することが予想されるためです。
またこの時間(23時過ぎ)で既に、眠気に襲われ太ももがだるくて仕方がないため、この記事を投稿した後は、すぐにお風呂に入るなどして寝る予定です。
うつ病・不眠の治療に使われる加味帰脾湯を購入
最後にこれらの休養に加えて、漢方薬の加味帰脾湯(かみきひとう)を買ってきました。
薬局向けの漢方薬の専門書によれば、加味帰脾湯はうつ病の漢方治療の第1選択肢であり、また不眠の治療にもよく用いられる漢方薬であるためです。