2006年12月15日の心の体調ブログ:
ファミリーコンステレーション初体験:
ファミリーコンステレーションという家族療法の一種のワークショップに参加してきました。サイコドラマ(心理劇)に似た心理療法で、「最後以外はクライエントが劇に参加しない」「積極的にはストーリーを展開させず静的」「家族・先祖とのつながりを強調」する点がサイコドラマとは異なります。
「自分のことばかり」の自己愛性人格障害…
ワークの終盤、役者がお互いに抱き合いハートフルな空気が場を包みます。しかし私はそんな感動的な場面を目にしても正直何も感じません…さらに眠気まで襲ってきました(T_T)
「なんて酷い奴だ…これは基本的に『自分のことばかり』で他人のことには無関心のせいだ…」と自分の自己愛性人格的な性格に浸り、「やっぱり自分は他人とは違う、根本的に理解されない人間なんだ…」と自己愛性人格障害に特徴的な空虚感を感じました…
自意識過剰だった…
その時どこからか、いびきの音が? まさかこの感動的な場面で??
辺りを見渡すと…いました寝ている人が、それも何人も!
もし私が自己愛性人格障害だとしたら、このワークショップは重度の自己愛性人格障害の人々の集まりということになります(@_@;)
どうやら私は少し自分の性格に敏感(自意識過剰)になり過ぎていたようです…
普段は「引きこもり」とまでは行かないまでも、カウンセリングや打ち合わせの機会以外ほとんど他人と会話を交わさない生活を送っていますので、今回のような場に出席することは人格のうちの障害となっている部分(認知の歪み)を知る良い機会でした☆
ファミリーコンステレーション参考書籍
※「人格障害の定義」「自己愛性人格障害の定義」についてもご一読ください。