NO IMAGE

デザインの仕事、適職でなかった…@自己愛性人格障害の自己分析

自己愛性人格障害の完璧主義:

自己愛性人格障害の完璧主義からくるアンダーラインへの擦れへの囚われ」に関して、もう一つ気づいたことがあります。それは10年近く続けてきたデザインの仕事(グラフィック・Webデザイン)の適性についてです。

夢分析からデザインの仕事へ…

私はもともとデザインの仕事に興味があったわけではありません。きっかけは(夜見る)でした…
その当時の私は、公認会計士の受験勉強で神経症(具体的にはパニック障害うつ病嘔吐恐怖症失禁恐怖症睡眠障害など)を患い勉強がまったく手につかない状態で、ときどき心理学のワークショップに顔を出すようになっていました。
そのとき教わった夢孵化*という心理療法を試したところ、夢から悩んでいた問題の答えが一発で返ってきました☆ その答えとは「今直ぐ受験勉強を止める」ことでした。
神経症になるまで苦しんでいた私は夢孵化で出た答えによってやっと受験に諦めがつき、地獄の苦しみから救われました。
しかし受験を諦めたは良いが、これからどんな仕事をしたいのか皆目見当も付きません…そこで再びその答えを夢に求めました。そして夢孵化を教わったカウンセラーのもとで本格的に夢分析を習い始めたのです(これが今の心理カウンセリングの仕事につながっています)。
そうした中、あるとき父が夢の中に現れて「お前はパソコンの仕事が向いているんじゃないか?」と言いました。先の夢孵化の奇跡のような力を目の当たりにしていた私にはこれが夢のお告げのように思え飛びつきました。
しかしパソコンのスキルがほとんどなかったので、まずはパソコンスクールへ通い、いろいろ検討した結果グラフィックデザイン(DTP)の道へ進むことにしました。
*夢分析の手法の一つ。詳しくは↓
夢孵化@究極の夢分析
夢孵化の方法

デザインの仕事に限界…

しかし実際にグラフィックデザインの仕事を始めてすぐ壁に突き当たりました。新しいデザインを考えることがまったくできず煮詰まってしまったのです…
そこでデザインの専門書を読むなりして懸命に勉強したのですが、いつまで経っても型に囚われた在り来たりのデザインしかできず、創造的なデザインを求められるとデザイン集に頼る有り様でした…
そのうち上司や同僚が次々と辞めた結果残業が急増し、表向きは過労で退職したのですが、本音を言えばデザイン能力への自信喪失です。
かなり前置きが長くなってしまいましたが、冒頭の私の「アンダーラインに過度に囚われる(擦れが許せない)」性格は、そもそもデザインという創造性を要求される仕事には不向きのような気がします。
なぜなら形に対して自分の中の狭い基準を押しつけ、それ以外を頑なに排除するような性格では、独創的あるいは多様なデザインなど(自分がそれを容認しないため)生まれて来るはずがないからです…
今思えばデザインの仕事は適職とはいえず最初から困難が予想されていたのでしょう…今思えばですが…

適職は夢分析・心理カウンセリングの仕事?

ところが今の仕事(夢分析心理カウンセリング)はデザイン業とはまったく逆の様相を呈しています。
デザインの仕事が「形に対する独り善がりの完璧主義」から、自分で作り出したルールに縛られ早々に煮詰まってしまったのに対して、夢分析・心理カウンセリングの仕事では、例えば特定の心理療法を絶対視することもなく、またそれぞれの技法に対しても次々と新しいアイディアが浮かんできたりします。
どうやら私は有形のものには形への囚われが生じるのに対して、(例えばイメージ・感情など)無形のものには囚われから解放されて、むしろ創造性が発揮される性格のようです。
この違いはモチベーションにも影響しています。困難に直面するとデザイン業ではそれが挫折・自信喪失につながるのに対して、夢分析・心理カウンセリングの仕事では同じように自分の能力のなさを実感するのですが、それが挫折・自信喪失にはつながらず「だからもっと勉強が必要」だと、逆に奮起のエネルギーとなるのです☆
このようにいろいろと自己分析してみると、自分にとっての適職は(今のところは)夢分析・心理カウンセリングの仕事なのかな? という気がしています。
個人的には自己分析に力を入れ出してからこのブログに載せているような症状に日々苦しめられているにもかかわらず、それでも私はめげないのです…
適職診断テストの本
今売れている「適職探し」の本

NO IMAGE
最新情報をチェック!