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自己分析のテーマとした症状:

エクセルシオールでの失禁恐怖症的不安

自由連想法による自己分析:

失禁恐怖症的な不安はその前から兆しがあった
スターバックスで既に失禁恐怖症の予兆があった
膀胱あるいは前立腺の辺りに圧迫感を感じたのが最初だった
では失禁恐怖は不快な身体感覚から生じた不安なのか?
いや、失禁恐怖はタリーズに行こうと思ったときに自覚された
そのときの失禁恐怖がエクセルシオールまで持ち越されただけ
ではなぜ急にいつもは感じない失禁恐怖を感じたのか?
スターバックスでの微かな失禁恐怖のことを不意に思い出したからだ
それで「もしトイレが混んでいるときにトイレに行きたくなったらどうしよう」と予期不安が生じた
(今も下腹部に圧迫感を感じている)
その圧迫感で小便が押し出されてしまう不安?
圧力に抵抗し切れなくて押し切られてしまう不安?
何となく心身症(ヒステリー性疾患)の予感がしてきた
ん?この症状は「パニックを起こして自殺してしまいかねない恐怖」に駆られたときと同じなのではないか?
ということは一見恐怖症(失禁恐怖症)やヒステリー性障害(心身症)のように見えて、実は自己愛性パーソナリティ障害の自己崩壊への不安の身体的な表れなのか?
たしかに私は自己愛に関してさまざまな問題を抱えており、パーソナリティタイプでいえば自己愛性パーソナリティといってもいい
では自己崩壊の恐怖と失禁恐怖症の関係は?
自己崩壊の恐怖が失禁恐怖症の形を取っているのか?
それとも失禁恐怖が自己崩壊の恐怖を呼び起こしたのか?
そもそも自己崩壊恐怖自体がどこか漠然としていて、自己心理学の本から引っ張ってきた抽象的概念のように思える
リアルに体験している恐怖ではないような気がする
では実際に感じている恐怖とは具体的にどのような恐怖なのか?
(目を閉じて下腹部に注意を向ける)
微かにピリピリするような痛みを感じる
焼けるような痛み
焼かれるような痛み
空襲
焼夷弾
無差別攻撃
防空頭巾
横溝正史の小説に出てきた、防空頭巾のような頭巾を被せられたミイラ
いまにも動き出しそう
生きているみたい
眠っているだけ
眠れる獅子
起きると本当は凄い、強い
中学のときのK君へのミドルキック
「痛え」とか言いながら笑っていた
相手の手を掴みながらミドルキック
何で無意識に手を掴んだのだろう?
相手の抵抗を封じた?反撃されないように?
私が相手に暴力を振るうなんて余程のことだったはず
何でそんなに腹が立ったんだろう?
何かのことで馬鹿にされていた
それも執拗に
おそらくそれより前のH君とN君に頭を叩かれ続けた体験
あのときは反撃できなかった
その直前に椅子を引かれてバランスを崩してしまった
そういえばK君のときは迷わず手と足が出た
相手を蹴ることに躊躇、つまり罪悪感を感じなかった
どこか口先だけで、本当は全然怖くないと馬鹿にしていた
だから手が出せたのか?
しかし一度彼がかばってくれたことがあった
あのときはそれが不思議でならなかった
その前から二人でお喋りして、歯磨き指導の先生に何度か注意されていた
私に同胞意識・仲間意識を感じていたのか?
そういえば、どちらかといえば彼の方から私に寄ってきたことの方が多かった気がする
少なくても私の方は、親友とまでは思っていなかった
邪険に思ったこともあった
もう一度ミドルキックの場面を思い出す
彼はまさか私が本気で蹴るとは思っていなかったはずだ
ビックリしたに違いない
あの蹴りで、私の怒りが本気であることが伝わったに違いない
いやビックリしたの彼だけじゃない
何より私自身がビックリした
体が勝手に動いた…そんな感じ
自分の意思ではない
そんなつもりじゃなかった
体が勝手に動いただけ
いままでそれは罪を免れるための言い逃れに過ぎないと思っていた
でもこうして「体が勝手に動く」感覚を実感してみると、あながち嘘とは思えなくなる
少なくても主観的には自分の意思とは思えない、どんなに説得力はなくても…

自己分析からの洞察:

出来心による攻撃性

「つい出来心で」今までこれは悪いことをした人(特に犯罪者)の言い逃れに過ぎないと思っていました。しかし失禁恐怖症の自己分析から想起された中学生のときの友人への攻撃性は、主観的には「つい出来心で」と言いたくなるような無自覚な行為としか思えませんでした。
もしかしたら犯罪者が口にする「つい出来心で」「魔が差した」の中には、嘘や言い逃れではなく、なぜそのようなことをしたのか自分でも本当に理由が分からないものもあるのかもしれません。
犯罪心理学の本

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