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自己分析のテーマとした症状:

抑うつ・虚無感を防衛するための空想癖と躁うつ病-自由連想法による自己分析・治療170回で洞察された幼い頃からの空想癖

自己分析からの洞察:

抑うつ・虚無感を防衛するための空想癖と躁うつ病-自由連想法による自己分析・治療170回で洞察された幼い頃からの空想癖について、さらに洞察がありました。

自己対象としての空想癖

前回の自己分析において空想癖は、抑うつ・虚無感を防衛するために躁状態を作り出す有害なものとされました。しかしさらに自己分析を進めるうちに空想癖は幼い頃の私にとって、望んでも得られなかった自己対象(自分を支えてくれる他者)を自ら作り出す大切なものであることが洞察されました。
私の空想癖をよく観察しますと、空想の多くが他者との会話で成り立っていることが分かります。つまり私は(おそらく幼い頃から)空想上の他者に話しかけ、その他者からの映し返し(=受容・承認)を得ることで無意識に自己対象を作り出し、自尊心や自己肯定感を高めていたのでしょう。
そう考えると今まで有害だと思ってきた空想癖が急に愛おしくなってきました…
空想癖があったからこそ、深い孤独を感じつつも生きて来られた…そう思えるのです。
空想力・創造力を伸ばすための本

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