自由連想法による自己分析・自己治療のテーマとした症状:
サイゼリアでの騒々しさに感じた、パニックになり外へ飛び出しまいたくなるような恐怖の感覚
自由連想法による自己分析・自己治療:
騒々しさに耐えられない
耐えられなくて外へ飛び出したい衝動に駆られる
昨日、自己分析した閉所恐怖症?(閉所恐怖症は殺される悪夢のトラウマ(心的外傷)の恐怖-自由連想法による自己分析・治療186回)
いや閉所というほど狭くはない
ん?もしかしたら、どんな広くても囲まれたスペースの中では恐怖に襲われてしまう閉所恐怖症もあるのか?
でも私の場合は違うような気がする
もし店内が静かだったら恐怖を感じなかったような気がする
ん?たとえ外に逃げ出しても恐怖から逃れられない
はぜなら外は大雨、激しい雨音がまた別の恐怖を掻き立ててしまう
どこへ逃げても恐怖から完全には逃れられない恐怖
恐怖を感じ続ける恐怖
(子供の頃に考えが及ぶ)
もし子供の頃に恐怖を感じる出来事に遭遇しても、逃れる術はない
親に養ってもらわなければ生きていけないのだから
「子供は親を選べない」そういうこと
たとえ親子関係が恐怖の源泉だとしても、親と離れて暮らすことはできない
今なら虐待の事実が認められれば、行政措置により親から離れた安全な場所で暮らすことはできる
でも昔はそんなことは望めなかった
それに母親は外面が良い
たとえ虐待行為があったとしても、決して尻尾を捕まれるようなヘマはしない
だれも母親がそんな酷いことをする人間だとは思わない
それぐらい母親の二重パーソナリティは完璧だ
父親から「出て行け!」と怒鳴られ、実際に出て行かないと許されないような状況だったときも結局出て行けなかった
なぜだろう?
(そのときの状況をイメージ)
真冬の夜、パジャマ姿に裸足のままで外へ出された
雪が冷たすぎて痛くて仕方がなかった
それでも怒りの収まらない父親は「出て行け!」と怒鳴り続けた
母親「こんな真冬に外に出たら死んじゃうじゃないの!」
父親「だったら死ねばいいだろ!クソ餓鬼!」
(激しい恐怖が蘇る)
あのときの父親は私や弟が本当に死ねばいいと思っていたような気がする
カッとなり衝動的に母親に向かって金属製の柱時計を投げつけるような人だから
逆上したときの父親は人を殺すことなど、何とも思ってないような気がする
父親が犯罪者にならなかったのは奇跡に近い
でもあのときの私は出て行こうと思った
そんなことをすれば凍死してしまうかもしれない、でも出て行こうとした
もうどうなってもいいと思った
父親が嫌でたまらなかった、怖くて仕方がなかった
逆上していつ殴られるか分からない恐怖
父親が何に腹を立てるのか、まったく予測がつかなかった
このまま家出して、もし万に一つでも凍死せず助かる可能性があるのなら、それに賭けたかった
家出しても助かる、そう信じたかった
でも母親の必死の説得で家出しないことになった、私は家出したかったのだが…
そのとき父親は「つまらなそうな顔」をしていた
もしかしたら父親にとって、他人の恐怖に震える様は快感なのかもしれない
だから「つまらなそうな顔」をしたのではないか
父親にとって、あれは(途中までは)面白い出来事だったのではないか
自己分析を始めたばかりの頃、最初は父親のことを反社会性パーソナリティ障害だと思い、そのあと自己愛性パーソナリティ障害に考えを改めた
でもあの父親の「つまらなそうな顔」を思い出すと、やはり反社会性パーソナリティ障害だと思う
自由連想法による自己分析・自己治療からの洞察
反社会性パーソナリティ障害?の父親の虐待
自己分析の最中、虐待する父親の凶暴とも思える性格が思い出され、そのことから父親が反社会性パーソナリティ障害のように思えてきました。
思うに、父親にとって家庭とは見世物小屋のようなもので、私たち家族は(たとえば恐怖に震える)見世物により父親を楽しませる芸人のようなもの、『パーソナリティ障害の診断と治療』の言葉を借りれば「ぶん殴ることができる価値」そのものだったのかもしれません。
反社会性パーソナリティ障害とは?
反社会性パーソナリティ障害とはパーソナリティ障害の一つで、パーソナリティ障害の中でも最も治療が困難と言われています。凶悪犯罪者のうち9割はこの反社会性パーソナリティ障害だと考えられており、それゆえ反社会性パーソナリティ障害の「反社会性」には「社会にとって極めて有害」との含みがあります。
また反社会性パーソナリティ障害は精神病質(サイコパスの訳語)と呼ばれることもありますが、こちらのネーミングは「治療が不可能なほど重症」と思われていることから名づけられたと言われています。
自己分析の中で「犯罪者にならなかったのは奇跡に近い」と漏らしているのは、反社会性パーソナリティ障害のこのような特徴からきています。
また反社会性パーソナリティ障害の凶悪犯罪者には知能犯が多いとも言われ、『羊たちの沈黙』のレクター博士や『デスノート(DEATH NOTE)』の夜神月(やがみライト)などはその好例です。
※身内の、それも故人を反社会性パーソナリティ障害呼ばわりするのは不謹慎なことかもしれません。しかしそれも承知の上で、自由連想法の結果をそのまま載せています。
反社会性パーソナリティ障害 診断・治療・原因ガイド本