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自由連想法による自己分析・自己治療のテーマ:

以前の自己分析で洞察された、父親や母親の自己懲罰を強制するような お仕置きの仕方

自由連想法による自己分析・自己治療:

悪いことをすると押入れに閉じ込められるのではなく、「出ていいと言われるまで押入れから出るな」と言われた
言いつけを守らないと半殺しの目に遭うと思い、言いつけを忠実に守った、トイレを我慢して
トイレを我慢?
たしかに何時間も押入れに入っていれば、トイレに行きたくなっても不思議はない
でも言いつけを破ってトイレに行けば、半殺しの目に遭うかもしれない
だとすると両親(特に父親)の気分次第でいきなりトイレに行けなくなってしまう事態がいつ発生してもおかしくない
ならばトイレに行けるときに行っておかないと、後で大変なことになる
いつトイレに行けなくなるか分からない恐怖、それがトイレ不安(失禁恐怖症)の原因か?
それとも、すぐにはトイレに行けない状況が、お仕置きでトイレを我慢しなければならなかった恐怖を再現させるのか?

自由連想法による自己分析・自己治療からの洞察

子供の頃のお仕置きの恐怖体験をテーマとした自由連想法による自己分析・自己治療から、失禁恐怖症への次のような洞察が得られました。

失禁恐怖症の予期不安

「もし急にトイレに行きたくなったらどうしよう」という失禁恐怖症の予期不安は、子供の頃のいつ お仕置きでトイレに行けなくなるか分からない恐怖の再現。
カフェなどでトイレを待つ行列を見たときなどに衝動的に生じる失禁恐怖は、同じく子供の頃のお仕置きで押入れに入れられたときの、トイレを我慢しなければならない身体的・心理的苦痛や、我慢しきれず失禁してさらに お仕置きを受ける恐怖の再現。
ところで実際にトイレに行きたくても行かせてもらえなかったかについては、記憶が定かではありません。
しかしたとえトイレに行きたいと言えば行かせてもらえたのだとしても、子供の頃の私は黙ってトイレを願し続けていた可能性があります。
それは「お仕置きの恐怖体験」にまつわる、もう一つの自己分析・自己治療から示唆されます。
関連ブログ:お仕置きの恐怖から自己懲罰的性格に?-自由連想法による自己分析・治療194回
トイレ不安(失禁恐怖症)ほか、恐怖症 克服・治療ガイド

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