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常に冷静さを失わない子供-自由連想法による自己分析34回目

自由連想法による自己分析の内容(重要な連想のみ):

母親のぎっくり腰 本当は激しく動揺しているにもかかわらず、冷静さを装って
いや、「冷静さを装わなければならない」と感じていた→∴葛藤状態
その方が母親が喜ぶと思っていた
立派な大人であることを見せたかった

自由連想法による自己分析からの洞察:

貧乏-自由連想法による夢分析26回目性的タブー視に過剰反応-自由連想法による自己分析29回目に続いて、また「母親のぎっくり腰」の記憶が呼び起こされました。よほどショックな出来事だったのでしょう。
母親のぎっくり腰に対して「お金の心配」をしたことについて、前回までの「家が貧乏だと思っていた」「性的タブー視の価値観に過剰反応するあまり、母親の体のことを口にすることにさえ罪悪感を感じていた」に続き、今回の自己分析では次のような洞察がありました。
1. 「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい」との母親の教えを忠実に(というより杓子定規に)守らなければならない
2. そのためには常に冷静さを失わないようにしなければならない
3. だから母親がぎっくり腰になっても動揺したしてはいけない
4. うちは貧乏なのだから、こんなときはお金の心配をしなければならない

常に冷静さを失わない大人びた子供

このように幼少の頃から常に冷静さを失わないように努めたことで、私は子供らしさをどんどん失っていき非常に大人びた子供に育ちました。その結果、感情を表に出すことが(いえ、感じることすら)苦手になり、この性格は大人になった今でも「羽目を外すことがほとんどできない」ことなどに表れています。

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