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自由連想法による自己分析:

竹の子の話をしただけで竹の子の惣菜を買ってくる
「だって竹の子食べたいって言ったでしょ」
ジョナサンで食事 以前におひとりさまだと混んできたら追い出されたという話をすると、血相を変えて「じゃあ、一緒にいてあげようか」と言われる
『自然流精神療法のすすめ』の一節
たとえこの子がどんなに姿を変えても、私の心の中にはいつもの姿のあの子が棲んでいます

自由連想法による自己分析からの洞察:

母親の中にある幼児の頃の私のイメージ

これは母親が上京したときの違和感を感じた出来事です。何でも「私が母親の助けを必要としている」かのように解釈されることに当惑しましたが、これらの出来事が『自然流精神療法のすすめ』の一節と結びついたことで洞察を得られました。
原因は分かりませんが、おそらく今の母親の心の中にある私のイメージは、困ったことがあるとすぐに「ママー、ママー」と泣きついてくる幼児の頃の私の姿なのでしょう。そう考えると上述の出来事にも納得がいきます。
もっとも大の大人が母親から(心理的にせよ)子供、それも幼児扱いされるのは不快かつ苦痛なものです。この状態を苦痛に感じないのはドラマ『ずっとあなたが好きだった』で佐野史郎さんが演じた「冬彦さん」のような方ではないでしょうか。
※念のために補足させていただきますが、ここでの説明は母親の目に私が幼児の頃の姿をして見えるということではありません。
姿形は現在の成人の私に見えていても、気持ちとしては幼児を相手にしているような心理状態を指しています。
自然流精神療法のすすめ―精神療法、カウンセリングをめざす人のために
著者の岡野憲一郎さんは精神分析の著書を数多く書かれている方ですが、本書は精神分析に限らず心理療法一般に役立つ内容で、かつ平素に書かれていますので、心理カウンセラーを目指されている方にもオススメです☆

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