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溺愛の恐怖から嘔吐恐怖症に-自由連想法による夢分析95回目

夢の内容:

スーパーバイザー主催のワークショップの席で自己分析の報告をする。テーマは父親との関係。ある思い出を語りはじめる。
父親と弟と3人でドライブ。黒塗りのフォルクスワーゲンのような車だ。父親が弟に運転させてあげる。私は後部座席に一人で座る。
窓からうっかり手を出していたので電柱にぶつかりそうになる。
「父親さん気をつけてよ。危なく骨折するところだったじゃない。」
しかし父親は無視…
話してるうちに居たたまれない気持ちになり外へ飛び出す。道路で母親と出くわす。スーパーバイザーが心配になって母親に連絡したようだ。余計なことを…
母親に行く手を遮られて、恐怖のあまりその場にうずくまり吐いてしまう(@_@;)

自由連想法による夢分析からの洞察:

母親に行く手を遮られて、恐怖のあまりその場にうずくまり吐いてしまう
夢のこの部分は強すぎる愛情ゆえの強迫思考-自由連想法による自己分析93回目で得られた洞察を象徴していように思えます。
心配のあまり血相を変えて駆け付けた母親の溺愛とも呼べる過剰な愛情に圧迫感を感じ、その過剰な愛情から生まれる強迫思考により無茶苦茶なことを命令される恐怖から思わず吐いてしまっています。

溺愛の恐怖から嘔吐恐怖症に

また夢の「恐怖のあまりその場にうずくまり吐いてしまう」の部分は嘔吐恐怖症を象徴している気がします。
私は幼稚園の頃から長い間嘔吐恐怖症に悩まされてきました。夢は嘔吐恐怖が主として母親の溺愛からの圧迫感に耐え切れずに生じた症状であることを示唆しているように思えます。
そういえば嘔吐恐怖症に陥ったときは喉の当たりに異常な圧迫感を感じます。ひょっとして嘔吐恐怖症を発症しているときの私は、無意識のレベルで母親に(心理的に)絞め殺される恐怖に圧倒されているのかもしれません。
溺愛-愛情という名の支配-の心理 分析本リスト

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