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自己コントロールを失う恐れによる、あらゆる情動への恐怖-自己分析

自己分析のテーマとした症状(感情):

うるさい客へのイライラと怒り

カフェにうるさいお客さんがいてイライラと怒りを感じたのですが、よく観察するとイライラや怒りだけではなく、微かに恐怖のようなものも感じます。
この恐怖を自己分析してみますと次のような洞察を得ました。

自己分析からの洞察:

自己コントロールを失う恐怖

このときの私は別の自己分析のブログの原稿を書いていましたので、イライラは集中を妨げられたことに対する怒りの反応と考えられます。
しかし怒りとともに感じられた恐怖は「集中を妨げられたことに対する反応」である点は怒りと同じですが、その恐怖は集中を妨げられることで自己コントロールを失う恐れから生じていました。

自己コントロールを失う恐れによる、あらゆる情動への恐怖

さらに自己分析を進めるうちに自己コントロールが失われる恐怖はイライラや怒りのような情動に限らず、およそありとあらゆる情動でもその情動が強ければ自己コントロールが失われる恐怖が生じる可能性があることが分かりました。
たとえばサッカーの試合を見ていて日本代表に点が入ったときに、興奮を覚えた直後に不安に駆られたり吐き気がしたりすることがありました。
私には怒りや興奮で気分が高ぶるなど、あらゆる情動の高まりが潜在的に自己コントロールを失う恐怖へと結びつく可能性がるようです。
自己コントロールの感覚は文字通り自分で自分をコントロールできるという感覚ですが、これは言葉を変えますと「他人から不当に自主性を奪われることなく自由でいられる感覚」ともいえます。
したがって私の強い情動体験から引き起こされる自己コントロールを失う恐怖は、心理的な自由さを奪われる恐怖ともつながっているような気がします。
自己コントロール(セルフコントロール)関連本
心理的な自由さを奪われる恐怖 関連ブログ:
自己愛性パーソナリティ障害の尊大で傲慢な態度は、自由を奪われることを防ぐための抵抗-自己分析

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