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投影同一視(投影同一化)の一例

先ほど投稿しました「自己評価と他者評価との、あまりの違いにビックリ!」のブログに関して、もう一点気づいたことがあります。
それは最初の方の私に対する印象とほとんど同じことを、私自身がその方に対して抱いていたことです。
ですから、この二つの現象を結びつけて考えてみますと、私の心には次のような複数の防衛機制が生じていた可能性があると考えられます。
1)「私はオープンな性格」という自己イメージを守るために、そうではない部分を意識から切り離す(スプリッティング)。
2)その切り離された部分と同じようなものを持っている人の心に排泄してしまう(投影)。
3)こうして自分にとって好ましくない「オープンではない性格」を有しているのは私ではなく、むしろ相手の人の方だと思えることで心の安定が図られる。
なお、この一連の心の働きは精神分析では、投影同一視ないしは投影同一化と呼ばれています。

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