会食恐怖症にまつわる幼稚園のお昼休みの辛い体験
昨晩、夕食にグリーンアスパラを食べていると、不意に幼稚園の頃の辛い記憶が蘇りました。
当時の私は会食恐怖症と呼ばれる家族以外の人と食事をすると吐き気がして何も食べられなくなる症状に苦しんでいました。
ところが担任の先生の方針で、お弁当は残さず食べなければならなかったため、私はいつも一人だけ昼休みを取らずにピアノ台に座りお弁当食べるのが日課となっていました。
この時間は楽しそうに遊んでいる他の生徒への羨ましさや自分の情けなさなどを感じていましたので、私にとってかなり辛い時間でした。
ある日、いつものようにお弁当を一人で食べていると、理由は忘れてしまいましたが急に気持ち悪くなり玉子焼きを少し吐いてしまいました。
しかし全部食べなければならないとの思いから、その吐いた玉子焼きを必死の思いで食べました。
この時は体を震わせながら相当無理して食べたことを覚えています。
ただそれが相当なストレスだったらしく、とうとう食べたものを床に全部吐いてしまいました。
その時の嘔吐物の中にまだ消化されておらず形の残ったグリーンアスパラがたくさん散りばめられていた光景を今でも覚えています。
(そしてこの光景が昨晩蘇ったのです)
ところがその吐いたグリーンアスパラを、さすがにこれは無理だろうと思いつつも気力を振り絞って食べようとしました。
なぜなら当時の私は、どんな言いつけも絶対に守らなければならないと考える子供だったからです。
しかし当時の私には意外なことでしたが、担任の先生がそれを制止し吐いた食べ物を掃除し始めました。
私には全部食べなさいと言ったはずの先生がなぜそのようなことをするのか、さっぱり分かりませんでした。
叱られると思い恐ろしくなりましたので。
自己分析
私自身にも自己愛的な問題アリ
この担任の行為は今日ではパワハラあるいはアカハラに、もしかしたら精神的虐待に該当するものかもしれませんので、私は酷い目に遭わされた可哀想な子どもと写るかもしれません。
私自身も書きながら同じ気持ちを感じずにおけませんでしたらから。
しかしカウンセラーとなった今の私から見れば、当時の出来事は担任だけでなく私自身にも問題があるように思えます。
ただ、その問題点は自己愛障害に関わることですので「自己愛講座」としてカウンセリングのHPの方に詳しく掲載すしました。
生まれつき親や他人の期待に非常に敏感で、その期待に必死に応えようとする良い子~自己愛講座29
追伸)この出来事の後、長い間グリーンアスパラが食べられなくなりましたので、トラウマレベルのショックな出来事だったのだと思われます。