2007年1月30日の心の病気ブログ
嘔吐恐怖…
サイゼリアで晩ごはん…毎日のように来ているからかメニュー選びに迷う…ミートソース スパゲティー…子供の頃の記憶が蘇る…
母とよく行ったケーキ屋さんのカフェ…「あぁ~、昔はナポリタンに比べてミートソース スパゲティーが随分と高級なメニューに思えたなぁ…」
そんなことを思い出しながらミートソース スパゲティーを注文。
ところが食べ始めると、嘔吐恐怖が沸き起こり、すっかり食欲が失せています…何で?
「残しても良い」体験?
少し前に読んだウィニコットの本の中の一文を思い出す…
「剥奪された子供というのは…失敗が修復されてもう一度人生のパターンを与えてくれるような、そういう状況を引き起こすことが、その子供の生涯の仕事になるのです。」(赤ん坊と母親 P.106)
私にとって嘔吐恐怖症とは「PTSD(心的外傷後ストレス障害)…」でも書いた、食欲がなくても食べなければならなかった過去の辛い体験の影響で「残しても良い」体験をするための試みなのでしょうか?
ではここは無理に食べずに残して…いえいえ、ここで残しては、かえって挫折感を味わうだけでは?
結局、様子を見ながら食べ続けることにしました…
「大丈夫だよ」体験…
どんどん気持ち悪くなってきます(@_@;)
ここで突然、自分に対して声をかけたくなりました。
「大丈夫だよ。大丈夫だよ。」
まるで母親になったような気持ちで、イメージの中の自分を温かく見守りながら何度も何度も励まし続けました…
やがてテーブルの向かいの席に、母が座っているのが見えました…
何とか完食…完食した瞬間、再び嘔吐恐怖が強まりましたが数分後には治まりました。
治療方法への迷い…
嘔吐恐怖が治まってからも何か釈然としません…
「はたして私の選択は正しかったのだろうか? やはり残しても大丈夫だという体験をした方が良かったのではないだろうか?」
そんな治療方法への迷いが頭から離れませんでした…
急性神経性胃炎…
その夜、真っ黒なウンチが大量に出ました(@_@;)
ウンチが黒いのは内臓のどこかから出血している証拠と聞いたことがあります…すぐに先ほどの嘔吐恐怖のことを思い浮かべました…おそらく先ほどの出来事は急性神経性胃炎(あるいは十二指腸炎)になるほどに重度のストレスを与える心的外傷体験だったのでしょう…
あぁ…やはり無理せず残すべきでした(T_T)
「急性神経性胃炎」関連ブログ:挫折への恐れ…(急性神経性胃炎に関する自己分析)