虚無感への恐れ…
「絶えず虚無感を回避@自己愛性人格障害」「空虚感から、うつ病症状に」のブログにも書いた、(おそらく乳幼児期から封印されていた)剥き出しの虚無感・空虚感に触れてしまったことで、再びパニック発作やうつ病症状に襲われました…このままでは苦痛に耐えられず、また自殺念慮を起こさないとも限りません…
そこで教育分析の場で、この剥き出しの虚無感・空虚感を取り上げることにしました。
ゲシュタルト療法で虚無感に対処:
スーパーバイザーに「虚無感を感じただけでパニックになりそうになる」ことを伝えたところ、「どうしたら良いと思うか?」と訊かれ、以前から考えていた「イメージの中で剥き出しになっている虚無感を塞ぐワーク(形としてはゲシュタルト療法)」のことを思い出し、それを試してみることにしました。
ゲシュタルト療法:
ゲシュタルト療法開始。目を閉じて剥き出しの虚無感をイメージしてみます…すると少し前に見た夢*を思い出しました。そこで夢に出てきた真っ赤に熟れて割れた果実を閉じようとしたのですが、その前に中から昆虫のような化け物が這い出てきました(@_@;)
どうやら外の世界へ興味が湧いて這い出てきたようです。
スーパーバイザーに促されて、彼と対話を始めます…
突然彼の姿が大きくなり本当の化け物のようになりました(@_@;)
「お前のせいでこんな姿になったんだ!」
彼自身、私のせいでないことは判っているのですが、そう言わずにはおけないようです。
そのうち彼の手に注意が向きました…体は巨大なのに赤ちゃんのように小さな手をしています…その小さな手を見ているうちに、彼が小さい頃の自分のように思えてきて急に親近感を覚えました…
なんとなく彼がそうしたがっているような気がして手を繋いでみると途端に中へ引き込まれます(@_@;)
「どうしよう」と考える間もなくイメージが穴の中に変わっていました…中は鎌倉…というよりエスキモーの住居のようです…
これからある神聖な儀式が行われようとしており、私はその立会人に選ばれたのでした…
(中略**)
儀式が終わって外に出ると彼が見送りに来てくれ、再会の握手をして別れ元の世界に戻りました。
*関連ブログ:真っ赤な果肉@アンディ・ウォーホル☆夢日記
**彼らの神聖な儀式の内容を載せるのには抵抗があります。そのような行為は異文化に対する冒涜に等しい行為だからです…何卒ご了承くださいませ^^;
生まれ変わり(死と再生)
儀式は「古い私が死に新しく生まれ変わる」ことの象徴だったような気がします…具体的には父のDVに晒されてきた私が死に、新しく家族から祝福される存在として生まれ変わる、そんなイメージです。
最後にスーパーバイザーに促されて祝福される存在の感覚を十分に感じてゲシュタルト療法のワークを終了しました。
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