夢:
行きつけのフレッシュネスバーガーで店員さんから相談事をされる。何でも店長あるいはチーフ格の男性の様子が最近おかしく仕事にも支障をきたしているらしい。
詳しい様子を聞くと精神障害それもうつ病の可能性が高いような気がする。別の店舗でもやはり同じような相談をされる。そのまた別の店舗でも…
いずれもうつ病性障害の疑いのある症状ばかり…いつからこんなにうつ病が蔓延するようになってしまったのだろう…
「どうしたらいいのか?」と聞かれ一緒に悩んでしまう…
自由連想法による夢分析の内容(重要な連想のみ):
自分の精神的な病気のせいで他人に迷惑をかけてしまう
病気の辛さに加えて、他人に迷惑をかけてしまうことへの罪悪感
二重苦
他人に迷惑をかけるような人間は、死んだほうがマシなのでは?
その方が世の中の役に立つし、自分もこれ以上苦しまなくて済む
八方、丸く収まるではないか
誰もが得をするこれ以上ないベストな選択ではないか?
自由連想法による夢分析からの洞察:
うつ病の自殺の心理
夢にうつ病が出てきたこととも関係があるのか、子供の頃の精神障害(嘔吐恐怖症・パニック障害など*)から、うつ病に良く見られる症状や心理(特に自殺にいたる罪悪感の心理)が自由連想法に現れてきました。
自由連想法から、うつ病の苦しみから助け出して欲しいという気持ち以上に、自分の うつ病が家族や知人に迷惑をかけてしまっていることへの強い罪悪感があり、その罪悪感が自殺へと駆り立てる…自殺こそがベストな選択だと…そのような心理がうかがえます。
*当時はまだ『うつ病』という言葉はほとんど知られていなかったため、自分の精神障害を嘔吐恐怖・パニック発作という目に見える形の症状から推測しています。
うつ病 自殺の心理・自殺予防マニュアル