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自己分析のテーマとした症状:

新宿ベルクでのランチ注文時の嘔吐恐怖症的な不安症状

自由連想法による自己分析・自己治療:

エッセンベルクにしたが、完食できるほどの食欲がない
なぜ食欲がないのに量の多い食事を無理して食べようとしているのか?
栄養満点だから
ん?栄養満点のメニューを食べないと病気になってしまう?
これでは子供の頃の、母親の病的な健康への執着と同じではないか
(関連ブログ:強すぎる愛情ゆえの強迫思考-自由連想法による自己分析93回目
これまで自分が栄養バランスに固執するあまり毎日同じような食事ばかり食べていることには気づいていた
しかしその心理の背景に、かつての母親と同じ病的な健康への執着、裏を返せば病気への過剰な心配(心気症)があったとは

自由連想法による自己分析・自己治療からの洞察:

心気症による嘔吐恐怖症

自由連想法による自己分析・自己治療の結果、栄養バランスを心配する心理や嘔吐恐怖症の背後にある、かつての母親と同じ心理、病気への過剰な心配(心気症)があることが明らかとなしました。
意識の上では母親の心気症的心理を嫌悪しながら、無意識にその心理に囚われ嘔吐恐怖症的な不安症状で苦しんでいたとは…人間の心理とは摩訶不思議です…

自己分析による嘔吐恐怖症・心気症への治療効果:

食欲がない自己の受け入れ(自己受容)

自己分析により、嘔吐恐怖症の原因の一つが栄養バランスへの病的な執着にあること、さらにその執着は病気への過度の心配(心気症)から生じていたことを知りました。
この洞察により、食欲がないのに無理して量の多い食事を食べることが馬鹿馬鹿しく思え、これ以降は徐々に食欲がないときは無理して量の多い食事を食べることはしなくなりました。
これは見方を変えれば食欲がない状態の自分を受け入れられるようになった(自己受容)のだと思います。
これまでは無意識の心気症的信念に駆り立てられ、食欲がない自分を叱咤激励して何とか食べさせようとしていた…食欲がないことを理由に軽めの食事にする自分が許せなかったのです。
「食欲がないからといって、食事の量を減らして病気になっても良い理由にはならない」これが無意識的な心気症的心理の信念です。
このように書くと心気症的心理は誇大妄想的な馬鹿げた心理に思えますが、自己洞察を得る前までの私は(無意識に)そう固く信じていました。そうでなければ吐き気を催すような量の食事を無理して食べなければならない理由などありません。

嘔吐恐怖症は心気症的自己懲罰への恐怖の悲鳴:

今このブログを書いていて気づいたのですが、自分を叱咤激励する様は、母親の子供の頃の私に対する態度そのものです。
母親と物理的に離れた現在、私は母親の心気症的心理を取り入れ、母親に成り代わるようにして(病気から身を守るために)食欲のない自分を鞭打つように叱咤激励した…
嘔吐恐怖症は心気症から生じた自己懲罰への恐怖の悲鳴だったのかもしれません。
心気症 治療ガイド
嘔吐恐怖症ほか、恐怖症 克服・治療ガイド

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