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過干渉の母子関係(母親)を原因とする女性と親密になることへの恐怖@女性恐怖症-自己分析254回

自己分析のきっかけとなった出来事:

混雑したカフェでの女性恐怖症的症状の消失

今日は休日のためいつもとは別のカフェを利用したのですが、あいにく混雑…しかし他のカフェを探すのも面倒なのでここでお茶することにしました。
騒々しいので落ち着かないのではという予想とは裏腹に、ブログの記事作成に集中でき、しかも驚いたことに隣に女性が座っているにもかかわらず、いつもの女性恐怖症的な症状(極度の緊張や不安)が一度も出なかったのです☆
そのときの私はすぐ隣に女性が座っているにもかかわらず、普段自分が女性恐怖症に悩まされていることさえ忘れていました。つまり不安障害につきものの予期不安さえ消失していたのです。

女性を意識した途端に生じ始めた女性恐怖症的症状

ところがひとたび隣の女性のことを意識し始めた途端、いつもほどではないにせよ徐々に女性恐怖症的症状が生じ始めました。

過干渉の母子関係を原因とする女性恐怖症:

混雑したカフェでの女性恐怖症的症状の消失および、その後の隣に座る女性を意識し出すと再び生じた女性恐怖症…これらの出来事から私の女性恐怖症は、広場恐怖のような不特定多数の人の目に晒されることへの恐怖ではなく、(たとえ見ず知らずの女性であっても)特定の女性との人間関係、つまり二者関係において生じると推測できます。
女性との二者関係には母親・恋人・親しい女性との関係などが含まれますが、これまでの女性恐怖症をテーマにした自由連想法による自己分析で思い出された人物のほとんどが母親であったことを考えますと、私の女性恐怖症の根本的な原因は母親との二者関係、つまり母子関係にあるように思えます。
その自由連想法による自己分析に表れた母子関係の特徴の多くは溺愛と呼べるような母親からの過干渉であり、その過干渉に対して子どもの頃の私は常に恐怖、具体的には母親に心理的に飲み込まれて自分という感覚ががなくなってしまう(麻痺してしまう)ような恐怖を感じていました。

過干渉の母子関係を原因とする女性と親密な関係になることへの恐怖:

私の女性恐怖症には空いているカフェほど恐怖症状が酷くなり、その恐怖は(見ず知らずの)女性と二人っきりになることで頂点に達するという特徴があります。
このことは空いていたり静かなカフェほど見ず知らずの女性との間に二者関係的な親密な関係を感じ取り、その親密な関係が幼少期から続いた母親からの過干渉の恐怖を蘇らせるような気がしてなりません。
異性の相手と親密になる過程においてほとんどの人は多少なりとも緊張を感じるものでしょうが、それはあくまで実際の人間関係で体験される緊張であり、私のように空想上の人間関係(対象関係)のみで体験される緊張とは異なります。
さらに多くの人にとって異性の方と親密になることは、緊張とともに安心感や安らぎを感じるものでしょうが、私の場合はほとんど緊張、それも緊張を通り越して恐怖を感じてしまうのです…
正直私には母親のたとえば食事を与えるというような物理的な関わり(世話)は理解できても、精神的な関わり(愛情)というものがどういう感覚のものなのかよく分かりません…
なにしろ親密さに対して恐怖を感じてしまうのですから(T_T)
過干渉・過保護の親の心理 心理学的分析本
親密な人間関係をテーマとした心理学の本
女性恐怖症ほか対人恐怖症 治療・克服ガイド

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