自己分析のテーマとする症状:
取引先との電話を切った途端に不安が
別段不安になるような内容の電話でもないのに、そんなにも不安になる理由がよく分からない
自由連想法による自己分析の内容(重要な連想のみ):
「激しい怒り」を感じている
「激しい怒り」と同時に「相手にかなわない」「自分には何も抵抗できない」「結局、従うしかない」
自由連想法による自己分析からの洞察:
・気持ちを理解してくれようともしない相手への激しい怒り
・怒りを感じても、どうせ相手にかなわない→諦めから怒りを抑圧
諦めから怒りを抑圧
私は怒りを表に出すことが非常に苦手ですが、これには無意識に「たとえ激しい怒りを感じても、その怒りを表現したところで相手に適うわけがない」という諦めの信念を持っていることと関係していることが洞察されました。
そして怒りを感じても表現できないストレスから、怒りを感じること自体を抑圧してしまう傾向にも気づかされました。
確かに以前は怒りを感じて当然の出来事があってもその場で怒りを感じることがなく、何日も経ってから「もしかしたら、あのとき自分は怒りを感じていたのかもしれない」などと思い出し、悔しい思いをすることがよくありました(T_T)
最近はいくらかマシになりましたが、それでも怒りを感じたであろう瞬間から少しして「(怒りを感じた)相手に対する攻撃的な空想」をしていることに気づき、「あ~、怒ってたんだなぁ」と分かる始末です^^;
最近はパワーハラスメントなどの考えが浸透してきたことの影響もあり、すぐに怒りを露にすることは「怒りをコントロールできない」こととして(また相手のメンタルヘルスへの悪影響から考えても)「よろしくないこと」とされるようになってきているようです。
しかしそれでも私のように怒りが抑圧され、さらにその抑圧された怒りが自分自身へ向けられかねない性格(防衛機制でいえば「攻撃の自己への向け変え」)のものから見れば正直「あんなふうに怒りを素直に表現できたらなぁ」と羨ましく思うこともあります。
怒りのコントロール方法ほか、「怒り」についての心理学的分析本