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自己分析のテーマとした症状:

鼻づまり
・それに伴い、漠然とした不安も
・目の下が熱い感じ 圧迫されている感じも

自由連想法による自己分析からの洞察:

うつ病のメールカウンセリング

以前にうつ病のクライエントさんのメールカウンセリングで、うっかり保留していた内容まで送信してしまったことがありましたが、予想外にその保留事項が「とても役に立ちました」と言われました。
おそらくその うつ病のクライエントさんにとって、保留事項は質問とは違い「答えなくてはいけない」とのプレッシャーを一切感じずに済むことで気持ちが楽になる効果があったのでしょう。
と言いますのも、別の うつ病のクライエントさんとのメールカウンセリングの際に、主として質問にお答えいただく形で進めたところ「質問に答えるのが辛くなってきた」との理由で中断してしまったことがあったからです。
これは うつ病の方によくみられる症状の一つであります「無気力になる」点を十分に考慮せず、自己探索的にカウンセリングを進めたことが原因と思われます。

抑うつの解消に効果的な自由連想法

この うつ病のカウンセリングの失敗と関連したこととして、私自身の抑うつ体験とその症状の解消についてお話しさせていただきます。
少し前にあることから一時的に抑うつ状態になったことがありました。主な症状は「何もするきが起きない=無気力」でした。
そこで抑うつ症状の解消に効果があるのかは分かりませんでしたが、ひとまずいつも自己分析で用いている自由連想法を試してみることにしました。
結果は予想以上の効果でした。約1時間自由連想法を行いましたところ、頭の中がまるで霧が晴れたようにスッキリして、抑うつが解消していました。またこの状態はうつ状態の防衛としてみられる躁状態とも違っていました。
1回の自由連想法で抑うつ症状にこれだけの効果があるとはまったく予想外でした。

うつ病の症状解消に効果的な自由連想法

以上のような経験から、うつ病などにより抑うつ無気力の症状に陥っている方の治療に用いる心理療法として、自由連想法はとても効果的なのではないかと考えるようになりました。
ただしここでの自由連想法は厳密な治療構造を要求するものではありません。クライエントの方が楽に行えるのであれば対面法のみならず、電話カウンセリングメールカウンセリングの形でもかまわないと思います。また思い浮かんだことをすべて話さなければならないルールも必要ありません。
これは私の想定している自由連想法がクライエントの方をコントロールされた欲求不満状態に導くためではなく、むしろ(うつ病の無気力から生じる)心理カウンセリングへの苦痛を取り除くために行われるものだからです。
うつ病・不安障害などによる抑うつ 治療ガイド本
無気力の克服・心理学的分析本

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