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他人にコントロールされる人生への恐怖と被害関係妄想-自由連想法による自己分析46回目

自己分析のテーマとした症状:

腰痛が悪化
電話夢診断・夢分析への不安や焦り
・逆転移への不安(上手く行かないことへの不安や焦り)

自由連想法による自己分析の内容(重要な連想のみ):

幼い頃の一人遊び
これまでは創造性のみに注目
背後にある象徴:偶然(コントロールの及ばない力=宿命)に左右される
信念:何か見えない力に左右され「自分ではどうすることもできない」予測不可能な人生
それでも何とか「自分一人で」工夫(=創造性)して生きて行かなければならない…
「誰も助けてくれない」のだから…
自分なりの工夫へのこだわり
→それがなければ「生きて行けない」との無意識の信念

自由連想法による自己分析からの洞察:

他人にコントロールされる人生を象徴するゲーム

幼い頃から私は一人遊びが好きな(そして空想好きな)子供でした。またその一人遊びは自分で新しいルールのゲームを作って遊ぶというものでした。
そのためこれは自分の「創造性を象徴」しているものとして秘かに誇り(自尊心)を感じていました。
しかし今回の自己分析では、一人遊びに関するまったく別の心理的な意味合いへの洞察がありました。
洞察のきっかけは「サイコロ」でした。私が考え出すゲームには必ずサイコロが使われていたのです。そしてサイコロから「偶然」という自分ではコントロールできない力が連想され、さらにその力に支配(コントロール)される人生が連想されました。
子供の頃の私は「他人(おそらく母親)にコントロールされ、自分ではどうにもならない人生」という無意識の空想をサイコロ運に支配されるゲームという形で表現していたのだと思います。

統合失調症の被害関係妄想:

また私が感じる他人にコントロールされる恐怖は、もしかしたら統合失調症の方にみられる被害関係妄想による恐怖(たとえばロボットのようにコントローラーから出る電波で操られている恐怖)と同じような心理なのかもしれません。
関係妄想 心理学的分析本

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