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相手の心を深読みし過ぎて自ら不快な状況を招いてしまう被害妄想の傾向@自己分析

自己分析のきっかけとなったエピソード

前回の「どんな言いつけも絶対に守らなければならないと考えていた子供時代@自己分析」を書いていた時にもう一つの記憶が蘇りました。
それは社会人となり営業の仕事をしていた時の次のようなエピソードです。

都内の人は営業慣れしていると考え、栃木と群馬の方に営業に出かけていた時のことです。
6時頃に仕事を終え現地から上司に電話をかけました。
その際、これから会社に戻ってもかなり遅くなりますし、戻っても日誌を書くことくらいしか仕事がありませんでしたので直帰させて欲しいと思っていました。
しかしそれと同時に「取りあえず戻って来い」と言われるに決まっているとも思っていました。

ところが意外なことに上司から直帰して良いと言われ、私はすっかり面食らい「本当に直帰して良いのですか?」と何度も聞き返しました。
私があまりにしつこく確認するので、上司は私が戻りたいと思っていると勘違いしたのか「だったら戻って来い」と態度を変え、それを聞いた私は渋々承知して会社に戻りました。
そして会社に戻ると不満を態度に表しました。

自己分析

相手の心を深読みし過ぎて自ら不快な状況を招いてしまう被害妄想の傾向

上司の態度を変えさせたのは私のようなものなのに、それでもなぜ私は上司の命令で嫌々会社に戻らされたと考え腹を立てたのでしょうか?

今から思えばですが、この時の私は上司の最初の言葉を疑っていました。
つまり自分の予測を絶対に正しいと考えていたため上司の言葉が信じられず、そのため本心を知ろうと執拗に確認し続けたのです。

前回の自己分析では、言われたことには絶対服従しなければならないとの信念の存在が明らかとなりましたが、今回の自己分析から明らかなように、言われたことだけでなく、言われていないことまで邪推し、その邪推を真実と疑わないことで自ら不快な状況を作り出してしまうことさえあったことが分かりました。
つまり相手の心を深読みし過ぎることで自ら状況を悪くしてしまう被害妄想の傾向があったのです。

そしてこれらのことを自覚なしに行っていたため、いつも自分ばかりが嫌な目に遭わされると被害感情を募らせていたのです。

追伸)今回の自己分析も前回と同様に、後日カウンセリングのHPで背後に働く心理を詳しく分析する予定です。

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