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投影による昔の不潔な自分への嫌悪-自由連想法による自己分析50回目

自己分析のテーマとした症状(感情):

ドトールへ行くと、よりによってサイゼリアで見た不潔で下品なオタク系男が(@_@;)
フケがドリンクの中に入るような気がして、男の仕草に過敏になる&できるだけテーブルを離す

自由連想法による自己分析の内容(重要な連想のみ):

勘弁してくれ、何でここにいるんだ!?
ひょっとして毎晩来てる!?
憩いの場が一転して地獄に…
昔の嫌な記憶の回想:
中学生の時の、女子の前でS君にフケを落とされ、からかわれる屈辱…
昔の嫌な自分の反復?
楽しみを奪われた気分…

自由連想法による自己分析からの洞察:

不潔な子供

中学生の頃まで私はけっこう不潔な子供で、頭にはいつもフケがたまっていました。というのも無理してマイホームを買ったため、2、3日に1回しかお風呂に入らせてもらえなかったからです。
あるとき頭のフケのことでS君に、あろうことか女子の前でからかわれ顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしました。そしてこの体験以来、私は意地でも毎日シャワーを浴びるようになり、今では朝晩欠かさずシャワーを浴びないと気が済みません。

投影による昔の不潔な自分への嫌悪

おそらくサイゼリアで感じた嫌悪感は、その男性の容姿が否応なく当時の不潔だった自分の不快な体験を思い出させることから生じたのでしょう。
また「楽しみを奪われた気分」の部分は、毎日のようにシャワーのことで母親と言い争いをしながら、やっとのことで自分から遠ざけた「不潔」をまたもや見せつけられることへの怒りを表しているように思えます。
このように相手の中に自分の一面を見る心の働きは、精神分析の防衛機制の一つで投影と呼ばれます。投影は自他の境界が曖昧になる非常に原始的な防衛機制ですが、実際は頻繁に働いています。
相手に対して合理的な理由もなく嫌悪感を抱くときは、例外なく投影のプロセスが働いているといっても過言ではないほどです。
それにしても自分の嫌な面を見せつけられる(実際は自分から見つけているのですが)のは、どうしてこんなに嫌なものなのでしょう…まったく不思議です。

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