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カフェ好きの心理は帰属意識による安心感を求める分身自己対象欲求の表れ-本による自己分析

自己分析のきっかけとなった本の文章:

(分身関係の説明として)周囲に自分と同じような人(=分身)がいること-そのざわめき、笑い声、しゃべり方…etc.-そのすべてが(社会への)帰属感安心感を与えます。
コフート理論とその周辺―自己心理学をめぐって P.95 一部改変)

本による自己分析からの洞察:

鏡映自己対象欲求によるカフェ好きの心理

私は根っからのカフェ好きで、仕事のないときは、いえ仕事もできることならカフェでしたいと思うほどのカフェ好きです*。
(関連ブログ:カフェごはん日記♪
*カフェで心理カウンセリング自己分析セミナーをしているのも、カフェ好きが高じてのことなのかもしれません。
このカフェ好きな性格を、以前の自己分析では鏡映自己対象欲求の表れと分析していました。
つまりカフェの店員さんは基本的に丁寧なもてなしで顧客の自己愛的な欲求を満たしてくれるため、そのことで自己愛的な満足が得られ気分が良くなる(自尊心が高まる)。そのような自己愛的な満足を求めてカフェに足しげく通うのではないかと考えていました。
しかし冒頭の自己心理学の本の文章を目にしたとき、私のカフェ好きの心理は鏡映自己対象欲求のみならず分身自己対象欲求を満たすためでもあったことに思い至りました。

分身自己対象欲求によるカフェ好きの心理

フリーランスで仕事をし、さらに決して社交的とはいえない性格の私は普段、人と接する機会があまりありません。
そのことから生じる孤独感を癒し「自分も社会の一員である」との社会への帰属意識からの安心感を与えてくれる…私にとってカフェとは、そのような分身自己対象欲求を満たしてくれる存在であるようです。
考えてみれば私には対人恐怖症の傾向がありますので、カフェの店員さんと世間話などをするのはむしろ苦手です。そのため店員さんとの会話は必ずしも心地よい体験ばかりではありません。
したがって店員さんが承認を与えてくれることで鏡映自己対象欲求が満たされる機会は限られてくるはずです。
そのように考えると私がカフェで満たされる自己対象欲求は、鏡映自己対象欲求よりも分身自己対象欲求の方が遥かに大きいように思えます。
自己心理学による「自己対象」解説本リスト

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