昨日、別ブログに「とても静かで読書や集中作業にお勧め☆スタバ西新宿三井ビル店」というブログを投稿し、その中でチラッとですが自意識過剰について触れていますが、これは久しぶりにその状態に陥ったためです。
今回はその昨日の経験から得られた女性恐怖症についての洞察を書かせていただきます。
個人的な心理の分析に終始していた過去の女性恐怖症の原因分析
これまで私は「女性恐怖症の自己分析」に収録されていますように、26回にわたって自分の女性恐怖症的な症状の分析を行ってきましたが、その分析のほとんどは自己分析、つまり症状の原因を私個人の要因と仮定して分析を行ってきました。
ところが昨日、久しぶりにカフェで隣に座る女性との間に緊張を感じたことで、最初のうちはもう治ったと思い込んでいた女性恐怖症的な症状がまた出て来たのかと思ったのですが、やがてその女性恐怖症の一因となっている自意識過剰的な心理はもっぱら私の個人的な事情によって生じるのではなく、むしろ環境に大きく左右されるものであるとの洞察を得ました。
その理由は、その後に行った別のカフェでは同じように隣に女性が座っていても同様の緊張は生じなかったためです。
女性恐怖症の一因である自意識過剰的な心理の生成には環境が大きく関与していた
二つのカフェの違いは混み具合でした。最初のカフェは冒頭のブログにも書きましたように非常に空いており、またおひとりさまの方ばかりでしたので非常に静かで、物音ひとつ立てても目立ちました。さらに閉店間際には隣の女性と二人だけになっていました。
対して後に行ったカフェは、前者との共通点は隣に女性が座っていることだけであり、それ以外は大変混雑しており、かつグループ客も多かったため騒々しさを感じるなど非常に大きな違いがありました。
以上の経験から一度分かってしまえば当たり前に感じられることですが、今回の考察の対象となっている女性恐怖症の一因と考えられる「隣に座っている女性から意識されているように思えて緊張する」旨の自意識過剰的な心理の生成には、周囲の環境が大きく関与しているとの洞察を得ました。
環境を変えなければ環境因を想定することは難しい
なお、その当たり前とも思えることに何年も気づけなかったのは、当時同じ場所(昨日のカフェ)でばかり自己分析を行っていたためです。
このことから環境因とは環境を変えて初めて分かることも多く、同じ環境の元で環境の変化の影響を想定することは難しいことも知りました。