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クライエント

対等の人間関係-ロジャーズのクライエント中心療法・傾聴一辺倒への疑問-自己分析・治療308回

対等の人間関係-ロジャーズのクライエント中心療法のへの疑問-自己分析・治療 目次: カウンセラーのためのアサーション-自己分析のきっかけとなった本 ロジャーズのクライエント中心療法の対等な人間関係と傾聴セミナーでの沈黙による心的外傷体験 援助を期待することの「誤り」を直面化され自己治癒力を働かせるクライエント? 信頼と甘え-ダブルバインドの葛藤に苛まれるクライエント NHKスペシャル うつ病治療 […]

心理カウンセリングの場面設定・インフォームド・コンセントへの疑問-本・テレビによる自己分析・治療

心理カウンセリングの場面設定・インフォームド・コンセントへの疑問-本・テレビによる自己分析・治療 目次: カウンセラーのためのアサーション-自己分析のきっかけとなった本 話題の医学「インフォームド・コンセント」-自己分析のきっかけとなったテレビ番組 クライエント中心療法で心理アセスメント? 心理カウンセリングの場面設定での説明事項を明文化(場面設定は時間の無駄) カウンセラーのためのアサーション- […]

投影の防衛機制による逆転移-自己分析・治療287回

自己分析のテーマとした心理: 以前の心理カウンセリングでの、先日お会いしたばかりのクライエントさんの顔を思い出せない体験(@_@;) 自己分析・自己治療からの洞察: 投影の防衛機制による逆転移 以前のクライエントさんとの心理カウンセリングでの出来事です。クライエントさんを待つ間不安や緊張が収まらないため、目を閉じてそのクライエントさんとの心理カウンセリングの様子をイメージ*したところ…何とクライエ […]

被害妄想・加害妄想の治療-非言語メッセージの重要性と直面化の弊害

被害妄想の治療-非言語メッセージの重要性と直面化の弊害 目次: 被害妄想・加害妄想の心理への非言語メッセージの影響 心理カウンセリングにおける非言語メッセージの重要性 直面化において無視されがちな非言語メッセージの影響 非言語メッセージの影響を無視した加害妄想の直面化の事例 非言語メッセージの影響を活用した心理カウンセリングの事例 職場・学校などでの いじめ・嫌がらせ-非言語メッセージと被害妄想の […]

自己嫌悪・自己懲罰的な空想・抑うつ状態の慢性化-自由連想法による夢分析・治療262回

支配-服従的な養育態度による理不尽な罪悪感・譲歩と怒り-自由連想法による自己分析・治療261回の翌日、この自己分析で取り上げた出来事(クライエントからの一方的で理不尽な非難)に類似した内容の夢を見ました。 夢の内容: 取引先のS社長に同行し客先でパソコンメンテナンスの仕事をしている。あることで社長から非難されるが、私には社長の勘違いのように思えたため、自分には非がないことを必死に説明したところ何と […]

収まらない怒り-ゲシュタルト療法による自己傾聴・治療260回

ゲシュタルト療法による自己傾聴のテーマとした症状(感情): クライエントへの収まらない怒り 理想化自己対象欲求と融合自己対象欲求への恐怖心・罪悪感-自己分析・治療259回では身に覚えのないことでクライエント*からクレームを受け、そのことをテーマに自由連想法による自己分析を行い、相手から自己対象の延長(物)として扱われていたことが洞察されました。 しかしその日の夜になりますと、またクライエントのこと […]

理想化自己対象欲求と融合自己対象欲求への恐怖心・罪悪感-自己分析・治療259回

自己分析のテーマとした症状(情動): 心理カウンセリングとは別の仕事のクライエントさんの突然のクレーム。延々と続く叱責…それもまったく見に覚えのないことで…* しかも「見に覚えがない」ことを強調すればするほど、そのような私の弁解はそのクライエントさんの「こんなに酷いことをしながらすっかり忘れてしまっている」との確信を強め、ますます怒りに火をつけてしまっているようでした(T_T) *後にそれは見知ら […]

心理カウンセラーの転移への関与と治療態度

伝統的な精神分析による転移の理解: 以前のブログ(関係性(間主観性)によるパーソナリティ障害・性格態度の相対性と関係性障害)で、父親の自己愛性パーソナリティ障害的な態度の考察から、それぞれのパーソナリティ障害に特徴的に見られる症状(態度)は周囲の人の反応から生じているものであり関係性障害の一面があると述べましたが、この洞察は心理カウンセリングの場で生じる転移についての精神分析理論に改めて疑問を投げ […]

情緒的理解による自己受容と知的理解(洞察)の関係-自己分析・治療

情緒的理解と知的理解の治療効果の違い: 心理カウンセリングの理論では、精神障害の治療には患者さん(クライエント)による「症状や生活の障害となっている無意識の信念に対する情緒的な理解(感情と実感を伴った理解)」が重要視され、情緒を伴わない理解(知的洞察あるは単に洞察と呼ばれる知的な理解)だけでは高い治療効果は望めないとされています。 これは心理カウンセリングの理論では、知的な理解には感情が疎外*され […]

ゲシュタルト療法による自己傾聴で傾聴のスキル(共感能力)アップ

心理カウンセラーあるいは心理カウンセリングを勉強したことのある方でしたら、傾聴の重要性についてはよくご存知のことと思います。 ところが私も含めて駆け出しの心理カウンセラーや心理カウンセリングの勉強中の方にとって、傾聴のスキルアップのためのパートナーを探すのは容易なことではありません。 しかしゲシュタルト療法の技法を使えば、パートナーなしに傾聴のスキルを磨くことができます☆ ゲシュタルト療法とは? […]