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危機的状況への対処を阻む知性化などの防衛機制と自尊心の低さ

危機的状況への対処を阻む知的な防衛機制と自尊心の低さ-自由連想法による夢分析・治療での夢分析から次のような自己洞察がありました。

危機的状況への対処を阻む知性化などの知的な防衛機制

普段の私は将来に対する経済的な不安を頭では理解しつつも、それは実感を伴うものではないために過小評価され「まあ何とかなるさ」と思えてしまうようです。
もちろんそれは不安を本当に実感してしまうと即座に自殺衝動に駆られてしまうほどの恐怖心が引き起こされるために知性化などの防衛機制が働いているためと考えられます。
このことは人が不安に対処しようとするときには、ある程度はその不安をリアルに感じる必要があることを示しているように思えます。
私のように不安を感じてもそれがすぐに知性化により抑圧されてしまっては問題自体が過小評価され、場合によっては合理化などの防衛機制によって「問題ないもの」とされてしまいます。

危機的状況への対処を阻む自尊心の低さ

そしてこのような知的な防衛機制による問題の過小評価は私の場合、自分を無意識のレベルで「どうなってもいい存在」と感じる、自暴自棄とも思えるような自尊心・自己評価・自己肯定感などの極端な低さから生じていました。
自分は死んだってかまわないような取るに足りない存在…だから危機的状況に瀕しても適切な対処をする「気にもなれない」のだと思います。
なお自尊心の低さから生じる危機的状況への対処の妨げは私の場合、意識的には単に「面倒くさい」と感じられていました。
知性化ほか知的な防衛機制 解説本
自尊心を高める心理学の本


P.S. その後、自分の自尊心の低さが改めて実感されたためか、気分が落ち込みどんどん抑うつ状態になっていきたため、再び自由連想法による自己分析を行いました。
関連ブログ:抑うつ型自己愛性人格(障害)に潜む罪悪感からの自殺衝動と人の役に立ちたい気持ち

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