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親友との相互依存-自由連想法による夢分析11回目

昨日の夢分析の続き。

昨日見た夢:

@実家。佐藤愛子あるいは岸恵子(母親という設定)が死体を持って来る。
(先ほどの夢の悲鳴について)
やっぱり死んだんだ…
死体をもう一つ。一部が骨になっている。
母親「大丈夫、食べられるわよ。」と言って父親に食べさせる。
骨の部分は、とても食べられるとは思えない。
電子ジャーのごはんが足りないので追加。でも全然足りない。

自由連想法による夢分析(重要な連想のみ):

親友のF君に無理矢理頼まれて運転した時の交通事故
「敷いてしまった」と思った瞬間、「刑務所に入らねばならない」と思い「これで人生終わりだ」と観念、絶望
F君への怒り
助かったという思いと同時にW君への嫉妬
あの時は「何で嫉妬してるんだろう」と不思議だった、恐怖から解放されたというのに
無力感に苛まれていた 役立たず 無能 惨め
こういう気持ちの時に「嫉妬」を感じるのでは?
嫉妬は無力感の防衛

自由連想法による夢分析からの洞察:

自動車の普通免許を取りたての頃、高校の時からの親友に自信がないため何度断っても「他に免許持っている人いないから」と無理矢理頼まれて引っ越しの運転手をやむなく引き受けたことがありました。
その親友が借りたレンタカーはライトバン…ライトバンなど一度も運転したことありません。しかも夜…最悪の条件です…
そして事故…いきなり「キャーッ」という悲鳴が聞こえ慌てて急ブレーキ! 人を敷いてしまった…刑務所行き…もう終わりだ…
幸い相手の方に怪我はなく大事には至らなかったのが救いでした。
原因は無灯火。不馴れな車のため操作の仕方が分からず、計器類のライトが点灯したことでヘッドライトも点灯したと勘違いしたのです。無灯火に気づかないとは、よほど緊張していたのでしょう。
事故の後、落ち込んで放心状態の私に親友が(もう何と言われたのかは忘れてしまいましたが)「何で無灯火に気づかないわけ? 普通気づくでしょ?」というようなことを嘲るような調子で言いました。
(誰のせいでこんなことに…)
その後、親友は「私では役に立たない」と別の親友(W君)を呼んで運転を代わってもらいました。
(だったら最初から…)
W君の慣れた運転に最初自分の運転の未熟さを痛感しますます落ち込んだのですが、そのうち無性に妬ましくなりました。
おそらく自分の惨めさに耐えられなくなって、その惨めさの源となったW君を打ちのめしてしまいたい衝動に駆られたのでしょう。

親友との相互依存

余談ですが今この洞察を書いていて、なぜ親友のF君は最初からW君に運転を頼まなかったのか不思議に思います(当時は怒りしか感じませんでした)。
おそらくF君は何らかの依存的な気持ちから私に運転してもらいたかったのでしょう。そうでなければ無理だからと断る相手に対して、承諾されるまで何度も執拗に頼んだりはしないでしょう。
当時は私の方が一方的に彼に対して憧れや羨ましさを感じていると思い込んでいたのですが、今振り替えてみると彼の方にも私と同じような気持ちがあり、お互い相互依存のような関係だったのかもしれません。
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