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親友Tの夢@夢日記の夢の夢分析です。

夢分析:

かつての親友の気遣いが思い出される

夢から、かつての親友Tの気遣いが思い出されました。それはもう随分と忘れ去られていた記憶でした。
当時、私は商品先物の会社に勤めていたのですが、営業の辛さからか毎日のように親友Tに電話していました。恐らく愚痴のような話を毎晩のようにしていたのだと思います。
ある日、親友Tから大手商社の商品先物の子会社が営業職を募集していることを知らされ、私はその話に飛びつき転職しました。
転職先は業種は同じでしたが、仕事の内容はかなり違っていました。社名に大手商社の名前が入っているためかお客様の方から資料請求があり、それが次々と注文に繋がっていきました。これは前の会社ではまず考えられなかったことです。
結局その仕事自体に罪悪感を感じるようになって退職してしまったのですが、その間仕事がかなり楽になったため色々と自己投資できました。前の会社では忙しすぎて、そのような余裕は一切ありませんでした。
今回の夢分析からかつての親友Tの気遣いが思い出されましたが、当時の私に親友に対する感謝の気持ちはほとんどなかったように思えます。
それは次に述べる自己愛障害ならではの心理によるものと考えられます。

他人に感謝する気持ちの余裕を持てない自己愛障害の人

当時の私のように自己愛に問題を抱える人は、精神的な辛さに圧倒され、その辛さから逃れることに必死のため、他人のことを考える気持ちの余裕がほとんどありません。
そのため他人から助けてもらったときでも束の間の安堵感を感じることはあっても、相手の方に感謝の気持ちを感じることが非常に難しいのです。
その結果、自己愛障害の人は他人から自己中心的・自分勝手な人と思われてしまい、集団の中で孤立しがちになってしまいます。
ですから自己愛障害の人の人間関係が改善されるためには、相手の方のことを考えられるようになったり、相手の好意に感謝できるようになることが必要となってきますが、それはかなり先のことになります。
なぜならそのようなことは心の余裕があって初めて可能になることであり、私達は誰でも自分自身があまりにも辛いときには他人を思いやる気持ちの余裕などないためです。
なお自己愛障害の人が他人に感謝することが難しい理由は、精神的な辛さばかりではありません。
次回は自己愛障害の人が他人に感謝することが難しい理由を別の観点から考察してみたいと思います。


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