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自己愛的な人は批判的な自己洞察でさえ自尊心の低下や苛立ちを招く…

FBの投稿が原因で苛立ちが募る…

今日、日中にFBに次のような投稿をしたところ、やがて些細なことに苛立ちを感じるようになりました。
若い頃は社交性のかけらもない人間で、気の合う特定の人にベッタリ依存するような人間関係でしたが、今は一転「広く浅く」と極端な方向にシフトしてしまったようで…
何でもバランスが肝心ですね(T_T)
それでも昔よりも遥かにマシだと思います。
昔は(男女問わず)特定の人にしがみつくように関わりを強要し、しかしその自覚がないため、思い通りにならないことから「自分は世界一不幸な人間」という被害感情でいっぱいという、実に迷惑な人間でしたので(T_T)

自己愛的な人は批判的な自己洞察でさえ自尊心の低下を招く…

私もご多分に漏れずですが、自己愛的な性格構造の人は自他ともに理想が非常に高く、その高すぎる理想に照らして現実を評価するため、自分も他人も批判的な目で見がちになります。
ですから特に比較的健全な、具体的には神経症水準の自己愛的な性格構造の人に本当に必要なのは、自分を律して自己愛的な部分を必死に無くそうとするのではなく、むしろ自分に寛容になることだと言われています。
なぜなら神経症水準の自己愛的な性格構造の人は、それまでのパーソナリティ障害水準の時には無自覚だった自分の行いの数々に気づけるようになったことで、これまで自分がいかに酷いことをして来たのかを思い知り、その結果、猛烈な自己非難を始めるためです。
今回の私の体験は一見冷静に「自己分析」をしているように思えますが、その内容が昔の自分を卑下しているために自己評価の低下を招き、結果ダメな自分への苛立ちが生じたのだと思います。
このようにいたって冷静に自己分析しているつもりでも、理想が高いがゆえについ厳しい自己分析となってしまい、そのことが自尊心の低下を招いてしまうのが、特に神経症水準の自己愛的な性格構造の人に起こり得ることが今回の体験から分かりました。

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