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感謝と肯定的な感想-自由連想法による夢分析121回

夢の内容:

実家に帰っている。部屋のあちこちから水が漏れてきて収拾がつかなくなり知人宅に非難する。そのことを四谷治療院(整体)の先生に話すと「強風の影響じゃないの?」と言われ納得。
数日後、家に戻り専門家に修理に来てもらうが原因が分からず難儀している。床から浸水しているのではないか?と思う。

自由連想法による夢分析の内容(重要な連想のみ):

子育て 世話するのは基本的に赤ちゃんのため
でも赤ちゃんは世話されることにいちいち感謝してくれない
誰のために世話してやってるんだ
怒りからの虐待
家事に対して感謝してくれない夫や子供も一緒
世話して当然の態度
自分も未だにそうだ
でも、いちいち感謝を言葉にするのは恥ずかしい
今までしてこなかったから
「どうも」は言っていたが
いや待てよ、食事を作ってくれたことに対して感謝の言葉を言わなくても、母親はいちいち腹を立てなかった
「おいしい」と言えば、それで喜んでくれた
「感謝」だけがすべてではないんだ
大切な人の「役に立っている」「褒めてもらえた」と思えることも、感謝と同じような効果がある
感謝はけっこう苦手だけど、肯定的な感想や褒めることならいくらか楽にできそう
それに普段言わないようなことを機械的にぎこちなくに言っても、かえってわざとらしいし、気まずい雰囲気になりそう…
コミュニケーションの専門家のアドバイスを実行するのも一つの手段だけど、普段の自分のボキャブラリの中から相手にとって肯定的に受け止められるフレーズを探り当て、その数を増やすのも有効なのではないか?
その方が多分「その人らしさ=人間味」も出るだろうし

自由連想法による夢分析からの洞察:

感謝と肯定的な感想

(なぜそうなのかは分かりませんが)謝罪の言葉(すみません)は半ば反射的に口から出ても、感謝の言葉(ありがとうございます)は意識しないとなかなか言えません。特にそれが身内であれば、恥ずかしくてまるます言いづらくなります。
今回の自己分析から感謝の言葉の代わりに、肯定的な感想(たとえば「おいしい」の一言)だけでも相手の方にとっては嬉しいものだということに気づきました。
自己心理学の理論を借りますと、肯定的な感想が相手の方の肯定的な面のミラーリングにつながり、そのことで相手の方の自己肯定感(自尊心)が高められることの効果なのでしょう。
よくテレビなどでコミュニケーションの専門家の方が、最低一日に一回は「感謝の言葉」を伝えることを奨励されているのを見かけますが、私のように感謝の言葉を口に出すのが苦手は人にとってはおそらくすぐに挫折しまうような気がします。
しかし私のようなものでも肯定的な感想なら、もう少し気軽に言えそうです。その方が普段言い慣れない言葉を不自然な調子で話すよりも効果的なような気がします。
自己肯定感を高めるための本

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