夢:
病院(おそらく精神病院)のスタッフとして働いている。ただしアシスタント的な仕事だ。
近所の空き地で映画撮影が行われている。急遽病院のスタッフが撮影に協力することになり一気に忙しくなる。
次々と慣れない、かつ雑用に近い仕事を頼まれるが、それが別に苦でもなく黙々とこなす。
ひと段落着くとポニーテールの可愛い女性がコーヒーを持ってきてくれる♪
自由連想法による夢分析・自己治療を行う前の感想:
久しぶりに悪夢ではなく心地よい夢を見た。しかし予定より早く目が覚めたため、すこぶる眠い
自由連想法による夢分析・自己治療:
精神病院でのアシスタント的仕事
便利屋的性格
(関連ブログ:便利屋の性格-夢分析による自己分析18回目)
産業カウンセラーの資格だけでは、精神病院に限らず病院に勤めるのは無理だと思う
だから本気で考えたことはない
ただ羨ましいと思ったことはある
でも、しょせん非現実的な願望
映画撮影への協力
少し前のテレビ『ショートショートTV』の別所哲也のコメント
「映画の世界では男性の兄弟で一緒に作品を作っている人たちが多い。コーエン兄弟…etc.」
以前に『おばあちゃんの赤いお家』と名づけた夢を映画監督の弟との一緒に短編映画にしようと試みたことがあった
(関連ブログ:おばあちゃんの赤いお家@幻の映画:夢日記)
しかし企画段階で自然消滅…
これも非現実的な願望
慣れない雑用仕事を苦もなくこなす
以前に「何とか就職せねば」と考えていた時期があった
しかし不安や自信喪失から有効なアクションが取れず、イライラばかりが募っていた
夢はそんな自分と真逆のような気がする
一瞬「もしかしたら自分はどんな仕事でも苦もなくこなせるのでは?」と思った、根拠もなく
だからこれも非現実的な願望
ポニーテールの可愛い女性がコーヒーを持ってきてくれる
よく行くタリーズの可愛い店員さん
いつもポニーテールをしている
何度かその店員さんとプライベートで…と空想したことがある
その意味でこれも非現実的な願望
非現実的な願望のオンパレードだ
だとするとこの夢はフロイトの精神分析(欲動理論)で説明可能な願望充足夢?
だとしても、なぜ今このような願望充足夢を見なければならないのか?
そういえば今日は朝から軽い焦燥感を感じることが多い
焦燥感は満たされぬ願望充足への焦りの表れなのか?
では何の願望だろう?
(急に腰の辺りに痛みを感じる)
しかし「願望充足への焦燥感」と「心地よい夢を見た気持ち良さ」とが、いまいち噛み合わない
何か「願望充足への焦燥感」と「気持ちが良い」とが変な意味で関連しているような気がする
(腰痛が治まる)
夢を見た直後に感じた「気持ち良さ」が、いつの間にか「非現実的な願望充足を求める焦燥感」に変わったのだとしたら…そこにはどんな心理的プロセスが働いている?
久々の気持ちが良い夢
最近滅多にない
貴重なもの
もうないかもしれない
もっともっと
(インナーチャイルドらしき子供心が急に頭をもたげる)
もうないの?これだけ?もうないの?ねぇ、もっとないの?
ねぇ、ママったら~
意地悪!
自由連想法による夢分析・自己治療からの洞察:
非現実的な願望による焦燥感
夢分析から複数の非現実的な願望の存在が顕わになり、その非現実的な願望を何とか満たそうと駆り立てる心理が焦燥感を生んでいることが明らかとなりました。
非現実的な願望の底にある怒りと被害妄想
さらに非現実的な願望の底には、インナーチャイルドの際限のない欲求や、その欲求が満たされないことへの激しい怒り(自己愛憤怒)や被害妄想(母親が意地悪している)が存在していることも洞察されました。
願望をテーマとした心理学の本
焦燥感 克服・治療本リスト
※自由連想法による夢分析・自己治療の最後で急にインナーチャイルドの激しい欲求不満が出現したため、その後すぐにゲシュタルト療法によるインナーチャイルドの癒しを試みました。
関連ブログ:自傷行為の象徴としての狂気-ゲシュタルト療法によるインナーチャイルドの癒し183回