夢:
@実家。母親・祖母と一緒に出かける。雪道。道路脇の雪を見て母親が「これ、気持ち悪いのよね。」
植物細胞の断面図のような雪が微量に蠢いていて確かに気持ち悪い。その上を歩いている老婆二人を見た瞬間、母親と祖母の姿を見失う。
二人が歩いていったと思える道とは別の道を通って先回りして追い付こうとするが見つからず、泣きそうになりながら一人で家へ帰る。間もなく二人が帰ってくる。
母親「あら、先に帰ってたの?」
心配した素振りがまるで見えないことに落ち込む(激怒)。
家では弟が一人で留守番していたようだ。
連想内容(重要な連想のみ):
普段は隠してるだけだが本気出すと強いんだぞ、恐いんだぞ、ということをH君やS君に見せてやりたかった
「いつまでもやられるばかりじゃないんだぞ」「怒ってるんだ」ということを見せたかった
叩かれ続けるのが悔しくて仕方がなかった
自由連想法による夢分析からの洞察:
力の誇示と恐れとの葛藤
再び自由連想法の内容に、中学のときの理科室での辛い体験が出てきました。前回の自己分析*では自分の攻撃性への恐れが明らかにされましたが、今回の自己分析で(恐れると同時に)その恐れているはずの力を誇示したい欲求も感じていたことが分かりました。
当時頭を叩かれながらとても嫌な気持ちになったのは、私の中で「力を誇示したい」欲求と「その力を恐れ封じ込めたい」欲求とが対立し葛藤状態に陥ったためだったのでしょう。
*自分の攻撃性への恐れ-自由連想法による自己分析3回目