夢:
何度も睡眠障害(中途覚醒)を繰り返しながら見た夢
自由連想法を用いた自己分析セミナーを主催している。セミナーが人気を博して連日大盛況☆
自己分析セミナーを受けたクライエントさんが興奮気味に「素晴らしい」「癒された」を連発☆
しかしそのことにかえって不安を感じる…自分のこれまでの自己分析とのあまりのギャップに戸惑いを感じる…
自由連想法による夢分析・自己治療:
昨晩、睡眠障害(中途覚醒)に悩まされる中、現在計画中の自由連想法の技法を使った自己分析セミナーの夢を見続けた
関連ブログ:眠れない不安(睡眠障害)からの自殺衝動-自由連想法による自己分析・治療214回
クライエントさんの「素晴らしい」「癒された」という反応
たった一度、自由連想法で自己分析しただけで、こんな反応が返ってくるものだろうか?
(無意識に初めて自由連想法による自己分析をしたときのことを思い出す)
関連ブログ:黙っていても伝わるとの思い込み-自由連想法による自己分析1回目
自分も同じような反応をしていた
4,50分自由連想法を続けていくうちに、急にこれまで一度も考えたことがないようなこと(無意識の心理)が溢れ出てきて、自由連想法の効果に感動した、すっかり虜になった
そうか自由連想法による自己分析で無意識の心理が溢れ出てくる様は、思わず興奮するような体験なのか…すっかり忘れていた
自由連想法による夢分析・自己治療からの洞察:
自由連想法による自己分析への興奮
夢を見た直後、自由連想法による自己分析・自己治療を始める前までは、自己分析セミナーに興奮するクライエントさんの姿は「これから自分が始めようとしていること(自由連想法による自己分析セミナー)を大して価値がないにもかかわらず、ひときわ価値あるものと感じたい」という自己愛性パーソナリティ障害的な願望の表れだと解釈していました。
しかし自由連想法による自己分析・自己治療を進める中で、初めて自由連想を体験したときの感動が思い出されたことで考えが変わりました。
自由連想法自体は決して目新しい心理療法ではありません。むしろもっとも古くからある心理療法の部類に入ります(精神分析家のフロイトが治療に使い始めてから100年が経ちます)。
しかしこの古典的な心理療法も、現代の人にとっては私が想像している以上に興奮を覚えるものなのかもしれません。
P.S. 今回の夢分析を契機にカレン・ホーナイという精神分析家の『自己分析』という本を読み始めました。
驚くべきことに60年以上前に書かれた本にもかかわらず、自由連想法による自己分析が、今日ではパーソナリティ障害と呼ばれる性格全体に染み付き日常生活全般に悪影響を及ぼす、今日でも治療困難な精神障害に対しても有効であることが述べられていました。
みなさんもよろしければ自己分析セミナーで、無意識の心理が表れてくる興奮を体験してみませんか?
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