夢:
@実家。弟が又いとこと海鮮レストランへ行って休みだったらしい。新聞に海鮮レストランの記事が載っている。
「○○って何のこと?」
「だから海鮮レストランだって。」
「それなら潰れたみたいだよ。」
弟も新聞の記事を見る。
「ホントだ。」
負債総額6000億円超
(結構多いな)
ただし各年度の収支はトントン
「けっこうマシな方じゃないの?」
弟と母親と3人で市立病院へ行く。今日は冷える。病院内には至る所にファンヒーターが備え付けられており、上部の穴へ手をかざすと温風が吹き出してくる仕組みになっているようだ。
しかし、弟が手をかざしても温風が吹き出して来ない。何とか直そうとしているが上手く行かない。
諦めて食事にする。レストランのある方へ移動。弟が海鮮レストランの人に「まだやってますか?」と尋ねている。
「まだやってるみたい…」とオドオドした感じで呟く
夢から覚めたときの空想:
・弟のことを理想化し過ぎていたのかもしれない
・夢の中で個人経営のレストランにしては負債総額が大きすぎることや収支トントンなのに債務超過になることについて何の疑問も感じていないこと
自由連想法の内容(重要な連想のみ):
小学生の頃の記憶
隣に寝ている母親への父親の誘惑 いつまでもしつこく 息(呼吸)の音を必死で押し殺していた
母親の「お兄ちゃんが起きちゃうじゃない」
寝ているように見せかけたかった
本当は寝ている振りをして二人のセックスを見たかった!? 禁断の現場を
でも同時に嫌だった 二人がそういう風に戯れあっていることが
母親は止めてと言いながら本気では嫌がっていなかった
自由連想法による夢分析からの洞察:
呼吸を聞かれることへの恐れ
「セックスを見たい好奇心」と「そのやましい気持ちを抱いていることを知られ叱られることへの恐れ」との葛藤
→呼吸を聞かれることへの恐れから息を必死で殺しながら、こっそりと二人の様子を覗き見ていた
ときどき座席の間隔の狭いカフェなどで隣の女性客に自分の呼吸が聞こえて変に思われるのではないか?と不安になることがありますが、これは小学生のときの両親の様子を盗み見た際に感じた呼吸を聞かれることへの恐れを再体験しているように思えます。
カフェで自分の呼吸が気になるときは、おそらく呼吸を聞かれる不安という象徴をとおして、隣の女性への(あらゆる意味での)関心を見透かされることへの恐れを無意識に感じているのでしょう。
この心理には性的異常の証明-自由連想法による自己分析19回目で洞察された「自分の異常さへの過度の心配」が関係しているのだと思います。