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現実を受け入れる大切さ-自由連想法による夢分析・治療 目次:

夢分析の素材とした夢の内容
自由連想法による夢分析・自己治療の記録
自由連想法による夢分析・自己治療からの洞察
今はいくら考えても無駄だと現実を受け入れる
スーパーバイザーからの現実を受け入れるための援助
自己洞察・解決策の得られない心理カウンセリングで大切な、現実を受け入れる感覚
現実を受け入れるための援助の工夫(私見)

夢分析の素材とした夢の内容:

実に嫌な夢(悪夢)を見てしまいました(T_T)
架空の会社に中途採用で勤めている。しかし入社してからというもの仕事がまったくない…そのうち上司の課長(昔、実際に勤めていた会社の課長)から呼び出しを受ける。
「別に悪い話ではないよ」と言われながら二人で会議室へ。
ところが会議室へ入った途端、課長の態度が一変し「いつまで待たせるんだ?」と問い詰められ、今すぐ辞表を書くように言い渡される(@_@;)

自由連想法による夢分析・自己治療の記録:

これまで幾度となく生じた空想
もし心理カウンセリングや夢診断・夢分析で生計を立てられるようになれなかったなら…そのときはパソコンメンテナンスの仕事を請け負っている会社で雇ってもらおうと
その会社は縁故採用ばかりなので、以前に別の会社で一緒に働いていたよしみで、いざとなれば快く雇ってもらえるだろう
そう思うことが何度もあった
しかし最近思うに、私と同時にメンテナンスの仕事を始めた人のスキルがドンドン上がってきているような気がしてならない
いくらパソコン初心者だったとはいえ、その人は毎日仕事をしているのだから当たり前の話だけど…
悪夢のような夢はこのことを暗示しているような気がする
つまり、たとえその会社に入社できたとしても、今や一番スキルの低い自分にできる仕事など大してないのではないかと…
そう考えると、もう後がないわけだ
さし当たっては心理カウンセリングや夢分析関係の仕事で、何とか生計を立てられるようになるしかないわけだ…
不思議な話だが、先ほどコメントを返したブログ(心理カウンセリングで明らかにされた自己愛性パーソナリティ障害の恥@うつ病治療)の内容とシンクロニシティしているように感じる
そのブログの「決断の効果」で述べているように、覚悟を決めればモチベーションが高まると
一年前に産業カウンセラーの資格をとっても、クライエントさんの増加につながっていない…
カフェで心理カウンセリング夢診断・夢分析を始めたのは、少しだけ効果があったが…
先日の産業カウンセラー協会主催の『コフートの自己心理学』のセミナーでも司会者の方から言われた
「これからはシニア産業カウンセラーを中心に考えていく。産業カウンセラーの資格だけでは仕事につながらない」と…
だから今年はお金を貯めて、できるだけシニア産業カウンセラーの講座を受講する予定
でも試験を受けられるのは早くても2年後…
隣のお客さんが幻想や幻覚について延々と話をしている
しかも、もう慣れっこで大したことではないかのような印象で
スピリチュアル系の心理学に興味を持っているようだ
話がそれた
やっぱり心理カウンセラーの資格の問題なのだろうか?
たしかにシニア産業カウンセラーは産業カウンセラーの1/100に満たない数しかいない
少なくても希少価値はあるはず
でも問題は私が産業カウンセラーの仕事(メンタルヘルスやキャリアカウンセリング)に特に興味を持っていないことだ
これは致命傷だ…
唯一の救いはブログのアクセス数とともにグーグルの広告収入が徐々に増えていることだ
もっともこれも今より十倍以上のアクセス数ならないとそれだけで生活していけるようにならないので非現実的な望みだ…
宝くじでも当たらないかな…って現実逃避ではないか
どうやらいくら考えても良い解決策は浮かんで来そうにない(T_T)

自由連想法による夢分析・自己治療からの洞察:

今はいくら考えても無駄だと現実を受け入れる

自由連想法による夢分析・自己治療から、心理カウンセリング夢診断・夢分析の仕事で生計を立てることは夢のまた夢であり、したがって今はこのことについていくら考えても無駄だと悟りました。
以前の私でしたら、このように何ら目新しい自己洞察が得られない自己分析は間違いなく失敗に終わったと感じていたはずですが、前回の夢分析(記憶の曖昧さを実感-自由連想法による夢分析・治療)を終えた今となっては、これも現実を受け入れるという意味で役立ったように思えます。
このように現実の受け止め方に大きな変化が生じた事実は、それだけ前回の夢分析での「記憶が当てにならない」体験がショックであるとともに新鮮な体験だったことを物語っているように思えます。

スーパーバイザーからの現実を受け入れるための援助

この現実を受け入れる感覚から、心理カウンセリングや夢分析のトレーニングの頃のことを思い出しました。
心理カウンセリング・夢分析の練習や個人カウンセリングの際、自己洞察や問題の解決策がまったく得られなかったときに、スーパーバイザーから「今はまだ洞察や解決策が得られる時期ではないのかもしれませんね」旨のコメントをよくいただきました。
ところが当時の私はそれを聞かされるたびに内心腹を立てていました。なぜならそれが「気休め」にしか思えず、したがって「他人事だと思って」と腹が立ったのです。
しかし今回の夢分析での洞察から、あのときのスーパーバイザーのコメントが「今はいくら考えても無駄」だと現実を受け入れることを暗に促していたように思えてきました。

自己洞察・解決策の得られない心理カウンセリングで大切な、現実を受け入れる感覚

たしかに世の中にはどんなに頑張ってみても解決できない問題というものがあるでしょうから、もし本当にそうであれば「今はいくら考えても無駄」だと現実を受け入れることができれば、時間や心理的エネルギーなどを他に振り向けることが可能となり、これは大変有益なことです。
また自己洞察や問題の解決策が得られない心理カウンセリングや夢分析は、それ自体クライエントさんの自尊心を損ないかねないものでしょう。
ですからこのようなとき「今はまだ洞察や解決策が得られる時期ではないのかもしれませんね」旨のコメントはそれなりに治療的効果が期待できるはずです。

現実を受け入れるための援助の工夫(私見)

ただしクライエントさんは症状の軽減・問題の解決策・有益な自己洞察などを求めて心理カウンセリングや夢分析を受けられるはずですから、よほど慎重にコメントしないと先の私のように不快感を与えてしまいかねません。
これはあくまで私見ですが、たとえばクライエントさんの努力を(気休めではなく)正当に評価して「これだけ色々と考えても分からないということは…もしかしたら今はまだ状況が許さない時期ということなのかもしれませんね*」というような内容を伝えることが役立つかもしれません。
つまり「変えようのない」外的な状況も原因であることを暗に伝えて、クライエントさんに無益な無力感が生じないように試みるわけです。あくまで私見に過ぎませんでの効果のほどは保障できませんが^^;
*全体に言い方が曖昧なのは「本当のところは心理カウンセラーには分からない」ためです。
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